彼女は集計をつづけ、彼はかごを持たずに商品棚を見てまわった。男はポール・ニューマンも、どんな醜男も、それだけはおなじだ。安全剃刀の替え刃を買いに来て、最後はかかえきれぬほどの品をかかえこむくせに、決してかごを取ろうとしない。
ジョン・ル・カレ 『ナイト・マネジャー』 村上博基・訳 ハヤカワ文庫
男たちの足をしぶしぶドラッグストアへ運ばせる、ジレットの替え刃を擁するプロクター・アンド・ギャンブル(PG)が復活の兆しを漂わせています。ああ、FY18のQ2の結果が出る前にこの記事を書きたかったな。
David Fish氏によるDividend Champions Listをもとに、新春恒例の、10年以上連続増配している銘柄の増減をレビューしてみます。 投資するうえで、ほとんど何の参考にもならないかとは思いますが。
でも今にきっとわかるようになる。この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものは大体において退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない。
村上春樹 『海辺のカフカ(上)』 新潮文庫
2016年の配当金は$2,855.65、及び¥42,263でした。毎年恒例の新春行事である配当金の再投資は去年に引き続き2年連続でマコーミック(MKC)です。
数年前、北東北方面を旅行中のこと。運転しながらFMラジオを聴いていたら、中原中也の詩の朗読みたいなのが始まりました。ひたすら「汚れちまった悲しみに」というフレーズを繰り返していたので、汚れちまった悲しみに浸る気分ではなかった私がチューニングを変えると、奥さんが「せっかくしみじみと聞いていたのに」と元に戻そうとし、しばし格闘をした記憶があります。
さて、汚れ落としと言えばクロロックス(CLX)。2016年の第四四半期の定期獲得はCLXになりました。
そこにはいると、モノも人も世俗の縁から切れてしまう。つまり「無縁」の状態になるのではないかと思うので、そうなった時にはじめて、モノとモノとを、まさにモノそのものとして交換することが、可能になるわけです。いいかえれば、市の場では、モノにせよ人にせよ、いったん、神のものにしてしまう。また別の言い方をすれば、だれのものでもないものにしてしまう。そのうえでモノとモノの交換がおこなわれるのではないかと思うのです。
どこの社会でも、市場の本来的な原理はたぶん同じだろうと思います。
網野善彦 『日本の歴史をよみなおす(全)』 ちくま学芸文庫
前回『長期投資におけるマーケットに対する考察 その1 -欧州にてー』のつづき。
出張の最終日、お土産屋さんが5時に閉まってしまう前に・・・と早足でVillageに向かっていた私は異変に気が付きます。
Hello darkness, my old friend
I've come to talk with you again
『The Sound of Silence』 作詞・作曲 Paul Simon
ふたたび欧州です。
今回はアルプスの山々の麓にある美しい湖を見下ろすホテル(というか山荘というか)に缶詰でした。
我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら。
私たちの生活に有意義な価値をもたらす企業や事業を冷徹に見極めて投資する。見込み通りなら生活を豊かにし、結果としてあなたの個人資産も増えている。この知的生産こそが文明を進捗させる原動力としての資本主義、そして株式投資の本来の姿です。
奥野一成 『株式投資7つの誤解 ⑧ まとめ 現代の資本家になろう』 日本経済新聞(夕刊) 2016年11月18日
日本経済新聞の夕刊に、農林中金バリューインベストメンツの最高投資責任者、奥野氏による『株式投資7つの誤解』と題された投資講座が連載されていました。なかなか示唆に富む内容だったので、ちょっとまとめてみます。