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2019年6月19日水曜日

黄金の蝶々を追いかけて


君は何を求めているんだ。バラ色のもやの中をあでやかに飛ぶ黄金の蝶々か?
レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』村上春樹・訳 早川書房
2019年6月16日の日本経済新聞朝刊の一面に『米企業は借りすぎか』と題した後藤達也氏・伴百江氏の記事がありました。

2017年6月10日土曜日

煙草が目にしみる 3 ‐アルトリア・グループとフィリップモリス・インターナショナルの16年の結果‐

 みさきは窓ガラスを下ろし、車のライターでマールボロに火をつけた。そして煙を大きく吸い込み、うまそうに目を細めた。しばらく肺に留めてから、窓の外にゆっくりと吐き出した。
「命取りになるぞ」と家福は言った。
「そんなことを言えば、生きていること自体が命取りです」とみさきは言った。

村上春樹 『ドライブ・マイ・カー』(短編集『女のいない男たち』より)文春文庫

2017年も、もうすぐ折り返し地点に差し掛かりつつあるのですが、アルトリア・グループ(MO)とフィリップモリス・インターナショナル(PM)の2016年度を確認します。ま、これくらいのペースでいいんじゃないですか、私の場合。

2016年3月19日土曜日

煙草が目にしみる 2 ‐アルトリア・グループとフィリップモリス・インターナショナルの15年の結果‐

 腰を下ろしたまま、長いあいだ紙幣を眺めていた。ようやく私はそれをレター・ケースに入れ、キッチンに行ってコーヒーを作った。感傷的と言われるかもしれないが、テリーに頼まれたとおりのことをした。二つのカップにコーヒーを注ぎ、彼の方にバーボンを入れ、それをあの朝に彼が座ったテーブルの片側に置いた。彼のために煙草に火をつけ、カップの隣に置いた灰皿に載せた。コーヒーの白い湯気と、煙草の先から立ち上る細い煙の筋をじっと眺めた。
レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』 村上春樹・訳 早川書房
フィリップ・マーロウはどの銘柄の煙草を吸っていたのだろうか。

なんとなくキャメルかウィンストンかなという印象ですが、どうでしょう。マールボロやラッキーストライクじゃ、ちょっと雰囲気が違う気がするし。私が記憶している限り、銘柄の記述は、一連の登場作品に出てこなかったと思うのですが、どうだったかな。

2015年5月10日日曜日

煙草が目にしみる 1 ‐フィリップモリス・インターナショナル(PM)の15年Q1‐

When a lovely flame dies,
Smoke gets in your eyes
Smoke gets in your eyes
Written by Kern, Jerome / Harbach, Otto 『Smoke Gets In Your Eyes』, played by The Platters
フィリップモリス・インターナショナル(PM)の15年度第一四半期の結果が出たようなので、14年度の数字と共に見てみます。ソースはPMのEarning Release

2014年9月3日水曜日

フィリップモリス・インターナショナル(PM)の自社株買い推移

9月にフィリップモリス・インターナショナル(PM)が(おそらく)増配を発表すると思います。いまのところPMを獲得する予定はありませんが、気になったので最近の四半期ごとの自社株買いの推移を調べてみました。

2014年8月25日月曜日

アルトリア・グループ(MO)の増配とキャッシュフロー

タバコのアルトリア・グループ(MO)が8.3%増の増配を発表しました。これで45年連続になります(撃墜マークならぬ増配マークをつくってみた、暇だなあ)。

配当、自社株、そして負債で確認した通り、MOは余ったキャッシュは、全部配当に回しているくらいの勢いがあります。ちょっと気になったのでキャッシュ・フローをウォーターフォール・チャートにしてみました。数字はAnnual Reportからとってきています。項目は適当にまとめています。

2014年6月26日木曜日

シーゲル・プレミアム? フィリップモリス・インターナショナル(PM)のバランスシート

バランスシートの向こう側で書きましたが、山根節著『経営の大局をつかむ会計』(光文社新書)を読んで財務諸表を勉強してみました。一番印象に残ったことは「金額比例縮尺によるパターン認識」です。これは財務諸表の金額ごとの大小を、項目ごとの上下の長さに置き換えて、図表に表現したものです。

2014年5月22日木曜日

2014年5月時点でのPM (フィリップ モリス インターナショナル)に対する立ち位置

バフェットはまたリーマンの財務諸表に取りかかった。ある数字や事項が気になるたびに、そのページ番号を報告書の最初のページに書きためていった。読みはじめて一時間とたたないうちに、報告書の最初のページは何十もの番号で埋まった。これは明らかな危険信号だ。バフェットはひとつ単純なルールにしたがっていた - 疑問が多すぎる企業には、たとえその答えが用意されていたとしても、投資してはならない。
アンドリュー・ロス・ソーキン著 加賀山卓郎 訳 『リーマンショックコンフィデンシャル 上』ハヤカワノンフィクション文庫 2014年 P99
 ウォーレン・バフェット氏がどんな筆記用具を使っているのか気になる・・・そのキャラクターから察するに赤鉛筆かな。あるいはBicのボールペン。上記の報告書とはリーマンブラザーズのAnnual reportです。

2014年5月21日水曜日

PM (フィリップ モリス インターナショナル)再調査 その3


マガンハントの声がわずかにきびしさを加え、金属的になった。「きみはエキスパートだと思っていたんだが」 
「必要と認めたらエキスパートの意見を徴するのが本当のエキスパートなのだ」
ルイス・ケインのセリフ、ギャビン・ライアル著 菊池 光訳 『深夜プラス1』 ハヤカワ文庫 1976年 P71-72
前回の レビューで、PMは稼ぐパワーは強く、財務状況は短期的に問題ないものの経営の負債依存度が高まっていることがわかりました。このことから、どのような懸念が生じるでしょうか?

2014年5月20日火曜日

PM (フィリップ モリス インターナショナル)再調査 その2


"Why can't you look at this one?"
"Why can't you look at yourself?"
"Because I am not an expert..........Officer!"
 映画『夜の大捜査線』より
先日、以前から観たかった『夜の大捜査線』のDVDを借りてきて観ました。いや、とっても面白かったです。あのレッドネックな保安官がいいですね。あんなのにスピード違反で捕まりたくないな。

2014年5月19日月曜日

PM (フィリップ モリス インターナショナル)再調査 その1

“「それから」と運転手はルームミラーに向かって言った。「ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います」
村上 春樹 『1Q84 BOOK1 <4月‐6月> 前篇』 新潮文庫 平成24年 P25
予めお断りしておきますが、自己紹介でも書いたように、私は会計や金融は素人です。ものすごい勘違いをしている可能性があります。英語を誤訳している場合もあるかと思います。もし間違いがあったら、ご指摘いただければ幸いです。

2014年5月10日土曜日

緊急補強候補銘柄 PM (Philip Morris International)の分析

先日のエントリーで述べましたとおり、今週1銘柄をThe 3rd Man's Fundに加えます。結論から申しますとPG (Procter & Gamble Co.)に決定しました。
  5/8から複数回にわたり何故PGになったかをレビューしています。 かなり駆け足で調べたので(実質細切れ数時間)、思いっきり簡易調査です。突っ込みどころは満載かと思います。突っ込んでいただければ今後の糧にいたします。 なおこれ以下に出てくる数値は全てモーニングスターのサイトがソースになります。

PM (Philip Morris International)