君は何を求めているんだ。バラ色のもやの中をあでやかに飛ぶ黄金の蝶々か?
レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』村上春樹・訳 早川書房2019年6月16日の日本経済新聞朝刊の一面に『米企業は借りすぎか』と題した後藤達也氏・伴百江氏の記事がありました。
腰を下ろしたまま、長いあいだ紙幣を眺めていた。ようやく私はそれをレター・ケースに入れ、キッチンに行ってコーヒーを作った。感傷的と言われるかもしれないが、テリーに頼まれたとおりのことをした。二つのカップにコーヒーを注ぎ、彼の方にバーボンを入れ、それをあの朝に彼が座ったテーブルの片側に置いた。彼のために煙草に火をつけ、カップの隣に置いた灰皿に載せた。コーヒーの白い湯気と、煙草の先から立ち上る細い煙の筋をじっと眺めた。
レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』 村上春樹・訳 早川書房フィリップ・マーロウはどの銘柄の煙草を吸っていたのだろうか。
When a lovely flame dies,フィリップモリス・インターナショナル(PM)の15年度第一四半期の結果が出たようなので、14年度の数字と共に見てみます。ソースはPMのEarning Release。
Smoke gets in your eyes
Smoke gets in your eyes
Written by Kern, Jerome / Harbach, Otto 『Smoke Gets In Your Eyes』, played by The Platters
“バフェットはまたリーマンの財務諸表に取りかかった。ある数字や事項が気になるたびに、そのページ番号を報告書の最初のページに書きためていった。読みはじめて一時間とたたないうちに、報告書の最初のページは何十もの番号で埋まった。これは明らかな危険信号だ。バフェットはひとつ単純なルールにしたがっていた - 疑問が多すぎる企業には、たとえその答えが用意されていたとしても、投資してはならない。”
アンドリュー・ロス・ソーキン著 加賀山卓郎 訳 『リーマンショックコンフィデンシャル 上』ハヤカワノンフィクション文庫 2014年 P99
ウォーレン・バフェット氏がどんな筆記用具を使っているのか気になる・・・そのキャラクターから察するに赤鉛筆かな。あるいはBicのボールペン。上記の報告書とはリーマンブラザーズのAnnual reportです。
“マガンハントの声がわずかにきびしさを加え、金属的になった。「きみはエキスパートだと思っていたんだが」
「必要と認めたらエキスパートの意見を徴するのが本当のエキスパートなのだ」”
ルイス・ケインのセリフ、ギャビン・ライアル著 菊池 光訳 『深夜プラス1』 ハヤカワ文庫 1976年 P71-72前回の レビューで、PMは稼ぐパワーは強く、財務状況は短期的に問題ないものの経営の負債依存度が高まっていることがわかりました。このことから、どのような懸念が生じるでしょうか?
"Why can't you look at this one?"先日、以前から観たかった『夜の大捜査線』のDVDを借りてきて観ました。いや、とっても面白かったです。あのレッドネックな保安官がいいですね。あんなのにスピード違反で捕まりたくないな。
"Why can't you look at yourself?"
"Because I am not an expert..........Officer!"
映画『夜の大捜査線』より
“「それから」と運転手はルームミラーに向かって言った。「ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います」”
村上 春樹 『1Q84 BOOK1 <4月‐6月> 前篇』 新潮文庫 平成24年 P25予めお断りしておきますが、自己紹介でも書いたように、私は会計や金融は素人です。ものすごい勘違いをしている可能性があります。英語を誤訳している場合もあるかと思います。もし間違いがあったら、ご指摘いただければ幸いです。