【基本的なこと】
投資をひとことで言い表すとすれば、「未来に対処すること」である。
ハワード・マークス 『投資でいちばん大切な20の教え』 貫井佳子・訳 日本経済新聞出版社
投資とは「将来の生活」を考えての長期的なプロジェクトである
藤原敬之 『日本人はなぜ株で損するか?』 文春新書
預金や債券には満期が存在しますが、株には満期が存在しません。それは株を発行しておる企業が未来永劫存続し成長を続けるのだとの前提があるからです。無限の成長の可能性を株は内在しているのです。その株への投資というのは企業への投資にほかならない。
藤原敬之 『日本人はなぜ株で損するか?』 文春新書
大事なことは、資本家として(その投資金額がいかに小さくとも)企業の営む事業や企業経営者を主体的に選択し、その投資先企業の企業価値増加を時間をかけて楽しむことである。
川北英隆/奥野一成 編著 『京都大学で学ぶ企業経営と株式投資』 きんざい *太字はK.による
基本的なストーリーはシンプルで、永遠に不変である。株券は宝くじの札ではない。すべての株券には会社がくっついている。会社はよくもなるし、悪くもなる。もし会社が前よりも悪くなれば、株価は下がる。もしよくなれば、株価は上がる。あなたがよい会社の株を持ち、その会社の収益が継続して増えれば、あなたの生活もよくなる。
ピーター・リンチ/ジョン・ロスチャイルド 『ピーター・リンチの株で勝つ』 三原淳雄/土屋安衛・訳 ダイヤモンド社
本来的な意味での株式投資とは、持続的な価値を創造することができる企業を見極め、お金を預けることで、自らの代わりに継続的に価値を増やしてもらうという資本家・オーナーとしての発想であり、この発想は資本主義の根幹を成すものです。
川北英隆/奥野一成 編集 『いま日本を代表する経営者が考えていること』 ダイヤモンド社 太字はK.による
株式市場では損の仕方も様々だ。投資の初心者は人気株に賭けて損をする。成長株に投資をする人は推測に基づく成長が長く続くと考えて、あまりにも高値で買ってしまう。バリュー投資をする人は格安な株式に引きつられて、事業そのものの質を見落とす。
チャーリー・ティエン 『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』 長尾慎太郎〔監修〕山口雅裕〔訳〕PanRolling
「利益を実現し、損を放置する」ことは、要救済者名簿に名前を載せる最も確実な方法だ。
トーマス・ウィリアム・フェルプス 『100倍株の見つけ方』 長岡半太郎〔監修〕藤原玄〔訳〕PanRolling
マーケットで生き残ることは、戦場で生き残ることと本質的に同じことだ。できるだけ損失を出さないようにして生き残ることさえできれば、結果的にいくらかの財産ができているものさ
by ウォルター・シュロス、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
株式投資における本当のバリューは、長期にわたって投資家に利益をもたらす、優れたビジネスを買うことを意味する
by ウィリアム・ブラウン、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
二十五歳とか三〇歳の若いときには、ともかく急いでカネ持ちになりたがる。しかし、一定の年齢になれば、損失を避けることよりも、損失を埋め合わせることのほうがむずかしいとわかる。結局、投資というゲームでは、良質で持続的なものかどうかが決め手になるんだ
by フランチェスコ・ガルシア・パラメス、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい *太字はK.による
投資アイデアは、ある日目覚めて「さあ、探すぞ!」といって探し出せるようなものではない。
by フランチェスコ・ガルシア・パラメス、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
証券(あるいはそれを発行している企業)の価値を決めるのは何か。さまざまな要素が挙げられる。金融資産、経営力、工場、小売店舗、特許、人的資源、ブランド力、潜在成長性、そして何よりも利益とキャッシュフローを生み出す力だ。
ハワード・マークス 『投資でいちばん大切な20の教え』 貫井佳子・訳 日本経済新聞出版社
株式がスクリーン上の数字ではなく、企業に対する部分的な所有権であるのなら、われわれが求める確実性は事業そのものから生まれるべきものである。株価ではなく、事業に関して分析力を上げることが正しい道である。
ジョエル・ティリングハスト 『ティリングハストの株式投資の原則』 長尾慎太郎・監修 藤原玄・訳 PanRolling
インデックス運用は、誤った判断も大衆と共有していれば恥にはならないという意味においてのみ安全なのである。
ジョエル・ティリングハスト 『ティリングハストの株式投資の原則』 長尾慎太郎・監修 藤原玄・訳 PanRolling
お金は、ただそこにあるだけでは新しい価値を生み出すことはできません。誰かの思いと結びつき、誰かが幸せになることの媒介となった時、新しい価値を生み出す力が生まれます。奇麗ごとではなく、儲かる話は必ずこのようなところに存在するものなのです。
片山晃/小松原周 『勝つ投資 負けない投資』 クロスメディア・パブリッシング
企業の本質的な存在意義は何か? それは「社会に付加価値をつけるため」に尽きると思います。
奥野一成 『教養としての投資』 ダイヤモンド社
「複利」で倍増するものは、「企業価値」です。
柳下裕紀 『真のバリュー投資のための企業価値分析』 きんざい
〈省略〉まず本業で価値を創造し、ステークホルダーへ公平公正に分配しながら増大させる、それこそが企業のレゾンデートル(存在意義)であり、本質である〈省略〉
柳下裕紀 『真のバリュー投資のための企業価値分析』 きんざい
【心構え】
シュロスはおかしみをもってベン・グレアムの言葉を思い出す。「株を買うときには、まるで日用雑貨を買うような感じであるべきだ。高級な香水を買うような姿勢ではいけない」
Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
日本人として資産家になるために、大事な心構えと態度をお教えします。「安く買って高く売る」という当たり前と思える考え方を捨てることです。
藤原敬之 『日本人はなぜ株で損するか?』 文春新書
わからないことだらけのなかで、リスクのあるところにお金を投入するのですから、ある種の「あきらめ」を最初に持っておくべきだというのが私の考えです。
苦瓜達郎 『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること』 幻冬舎親書
自信というのは、知識よりも無知によってもたらされることが多い
ジョエル・ティリングハスト 『ティリングハストの株式投資の原則』 長尾慎太郎・監修 藤原玄・訳 PanRolling
どの船のオーナーになるのか、ひとつひとつの判断を大切にしていく勤勉さが、選ぶ側の投資家にも求められます。
片山晃/小松原周 『勝つ投資 負けない投資』 クロスメディア・パブリッシング
【株価とは】
株価というのは、要するに神羅万象の結果です。
藤巻健史 『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門』 光文社
しかしそれでも、株価を正しい方向に進めようとする「引力」は、常に働いています。そして、どんなに株式市場が間違いを犯しても、いつかその間違いは修正されるのです。
苦瓜達郎 『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること』 幻冬舎親書
なぜ日経平均が上がったのか(下がったのか)解説するコメントがありますが、それにたいした根拠はありません。ニューヨークが上がった(下がった)から東京も上がった(下がった)。あるいは、米中貿易摩擦が激化(緩和)する懸念(期待)が生じた・・・実際は、その日、どうしても売らなければならない投資家の数が多ければ株は下がるでしょう。
山本潤 『初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略』 かんき出版
「株価」とは、情報が処理された後の記号に過ぎないのです。
藤原敬之 『日本人はなぜ株で損するか?』 文春新書
企業の成功が株価に反映されるのは一時的に遅れるかもしれませんが、必ずマーケットは追随するものです。
ローレンス・A・カニンガム『バフェットからの手紙 第5版』 Pan Rolling
【手法】
マーケットタイミングがうまくいくよりも、優れた銘柄選択を行うことのほうがはるかに多くのお金を稼ぐことができる
トーマス・ウィリアム・フェルプス 『100倍株の見つけ方』 長岡半太郎〔監修〕藤原玄〔訳〕PanRolling
もちろん大きな利益の源泉は長期的な勝負です。JPモルガンを含め、世界的に有名なトレーダー、そしてヘッジファンドのオーナー、その中にはデイトレードで有名な人はいなかったですね。みんな長期投資で儲けていました。
藤巻健史 『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門』 光文社
あんまりわからないものは、買わないほうがいいと思います。もし私が、中国がいいと思うのだったら、中国に進出している日本企業や米国企業の株を買います。
藤巻健史 『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門』 光文社
国際分散投資はいいですけれども、よくわからない国や会社には手を出さないほうがいいと思います。
藤巻健史 『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門』 光文社
自分が知っているものを買う - これは多くのプロが実践を怠っている、非常に高度な戦略だ。
ピーター・リンチ 『ピーター・リンチの株の法則』 平野誠一・訳 ダイヤモンド社
長期投資という運用方針はすばらしいものだ。経済に好不況の波があっても、買うか売るか、白か黒かに思い煩う必要はなく、自分の投資がどう展開していくかを見守っていればいいだけだからだ
by アンソニー・ナット、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
投資がうまくいって株を売ったとしよう。そうして手にした資金は、いずれにせよ何かに再投資しなければならない。再投資のスキルをだれも重視していないようだが、優れた投資家と普通の投資家との分かれ目は、まさに再投資のスキルにある。優れた投資家は常に再投資の準備をしていて、福利効果を働かせることができるんだよ
by ヴィーニー・イェ、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
買いに入る最良のシグナルは、気に入った会社を見つけることがすべてである。よいと思ったら、株を買うのに早すぎるとか遅すぎるなどは関係ない
ピーター・リンチ 『ピーター・リンチの株の法則』 平野誠一・訳 ダイヤモンド社
【株主とは】
つまり、取引先企業や従業員、金融機関などへの支払いや配分をし、税金も納めて、最後に残った分だけが株主のものになるわけです。
株を買って株主になるということは、わかりやすくいえば「一番後回しにされるけれど、その代わりに残った分は全部もらえる権利」を持つことだと考えられます。
苦瓜達郎 『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること』 幻冬舎親書
会社の所有者は株主です。
片山晃/小松原周 『勝つ投資 負けない投資』 クロスメディア・パブリッシング
【投資先の選定】
退屈な業容の会社は退屈な社名と同様に好ましいし、両方揃えば最高である。高収益で財務内容の良好な会社が退屈な業務を行っていれば、その株を割安なうちに買う時間が十分にある。
ピーター・リンチ/ジョン・ロスチャイルド 『ピーター・リンチの株で勝つ』 三原淳雄/土屋安衛・訳 ダイヤモンド社
私にとって重要なのは収益と資産であり、とくに収益である。
ピーター・リンチ/ジョン・ロスチャイルド 『ピーター・リンチの株で勝つ』 三原淳雄/土屋安衛・訳 ダイヤモンド社
ビジネスの質がよく、持続可能性が高いと考えられる企業であれば、その株がもたらす長期的なリターンはどんどん累積し、最終的に非常に大きなものになる
by ウィリアム・ブラウン、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい *太字はK.による
株価が割安でなくともジョニー・ウォーカーのような競争力のある商品を持っている企業に投資する。長期投資に耐えうるからだ
by ウィリアム・ブラウン、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
投資においてやるべきことは、生き残る確率が高い企業を見つけ出すことだ。
by ウィリアム・ブラウン、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
割安な株を探すのではない。よいビジネスを探すことが重要だ。売りたたかれているビジネスへの投資は破滅につながることがあるが、よいビジネスへの投資にその心配はない。
by フランチェスコ・ガルシア・パラメス、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
ビジネスの将来を予見することが最も大事なことだ。過去と比較した、あるいは同業他社と比較したRoCEの数値がよかったとしても、将来にわたって価格決定力がなければ罠にはまる。
by フランチェスコ・ガルシア・パラメス、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
投資判断は数字や利回りだけで下すべきではない。配当利回り、配当性向、株価収益率(P/E)、投下資本利益率、フリー・キャッシュ・フローといった数値の分析は行うが、これらの数値は物事を単純化しすぎていると感じている。すべての道はローマに通じるというように、どんな手法や数値を用いても最終的には安いか、高いかの判断に行きつくわけだが、定性的な分析の重要性の方が高いと思う
by アンソニー・ナット、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
何がそのビジネスを動かしておるか。消費者がその商品を求める理由は何か。それらの商品に対する適正価格の構造とはどのようなものか。商品が売れなかった場合の対策はどのようなものか。こうした問いかけをビジネスの価値を評価する前にしておかなければならないのだ
by ティング・イック・リーエン、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
こう自問すべきだ。このビジネスが儲かる理由は何か。このビジネスでいちばん大事な要素は何か。
by 阿部修平、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい 太字はK.による
“長期”を一カ月の期間で定義するマーケットとは違って、ビジネスの根本的な優位性に注目するのだ
by 阿部修平、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい 太字はK.による
危機が訪れたときに株価を下支えするのは、ビジネスの持続可能性だとブラックマンデーの経験から教わった。その意味で、ビジネスが生むキャッシュフローは、企業の価値を決定する最も基本的な要素だと考えることができる
by ヴィーニー・イェ、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい 太字はK.による
アックマンは投資先を決める基準についてこう語っている。
「本当は優れたビジネスを持っているのに、経営陣のミスでその価値を最大化できていない企業に投資する。10年先までビジネスの将来を見通すことができ、安定したキャッシュフローが見込めることも重要だ」
川上譲 『リスク・テイカーズ』 日本経済新聞出版社
マンガーと私が株を買うときは、会社の一部分を所有するつもりで買い、会社ごと買う場合と同じような分析を行います。まず、その会社の五年後以降のおおよその利益を無理なく予想できるかどうかを考えます。
ローレンス・A・カニンガム『バフェットからの手紙 第5版』 Pan Rolling
例えば、目まぐるしい技術革新を追いかけざるを得ない企業では、長期的な経済状態について、安定した評価を得るのは困難です。
ローレンス・A・カニンガム『バフェットからの手紙 第5版』 Pan Rolling
目の前に針が見えているときに、ほし草のなかに埋もれている針をわざわざ探す必要はない
ローレンス・A・カニンガム『バフェットからの手紙 第5版』 Pan Rolling
優良企業とは、その事業によって持続的に価値を高めていける企業だ。そういう企業は今日よりも明日の方が価値が高い。ヤックマンの例えのように、価値が次第に落ちていく平凡な企業とは対照的に、優れた企業は価値を次第に高めていける。企業の価値は順調に上がっていき、時間が味方になる。
チャーリー・ティエン 『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』 長尾慎太郎〔監修〕山口雅裕〔訳〕PanRolling
利益を出し続けて、ROICとROEが高い優良企業に投資するだけで、平均以上のリターンが得られるのは明らかだ。優良企業の株式を買うだけでこれが達成できる。しかも、株式が割安かどうかについてはまだ触れてもいない。
チャーリー・ティエン 『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』 長尾慎太郎〔監修〕山口雅裕〔訳〕PanRolling
株式を割高で買えば、その分だけリターンは落ちる。しかし、黒字を常に維持していて利益率が高い企業の株式を買い、それを長く保有していれば、当初は割高だった株価もそれほど気にならなくなる。
チャーリー・ティエン 『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』 長尾慎太郎〔監修〕山口雅裕〔訳〕PanRolling
いずれにせよ、株価が下落し続けているときに割安という理由で株式を買った人は、いつまでたっても損失を取り返せない。
チャーリー・ティエン 『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』 長尾慎太郎〔監修〕山口雅裕〔訳〕PanRolling
実際、株の話は九〇秒もあれば足りる。どこかの株を買うことにしたというなら、なぜそう決断したのかを小学五年生でも理解できるシンプルな言葉で、そして小学五年生が飽きてしまわないように手早く説明できるようにすべきだ
ピーター・リンチ 『ピーター・リンチの株の法則』 平野誠一・訳 ダイヤモンド社
特徴がなければ、企業は資本を有効に用いる機会をほとんど得ることができない
ジョエル・ティリングハスト 『ティリングハストの株式投資の原則』 長尾慎太郎・監修 藤原玄・訳 PanRolling
重要なのは、事業の経済性を見極め選択する「投資家」としてのキャピタル・アロケーション(投資)と、個別事業を適切に運営し企業価値向上を推進する「経営者」としてのビジネス・マネジメント(業務運営)が、企業の中で両輪として機能しているという点です。
川北英隆/奥野一成 編集 『経営者はいかにして、企業価値を高めているのか?』 ダイヤモンド社
「顧客にとっての根本的な価値は何か」
川北英隆/奥野一成 編集 『一流の経営者は、何を考え、どう行動し、いかにして人を惹き付けるのか?』 ダイヤモンド社
価値を持続的に増大できる事業とは、「顧客への付加価値提供を排他的に行なう」ことのできる事業です。
川北英隆/奥野一成 編集 『一流の経営者は、何を考え、どう行動し、いかにして人を惹き付けるのか?』 ダイヤモンド社
【ポートフォリオ】
保有銘柄を少なめにする集中投資は上げ相場の発想だと思う。下げ相場において銘柄が少なかったら、何が起こるかわかったものではない。
by ジャン・マリー・エベヤール、Roald W.Chan 『価値の探究者たち』 山本御稔・小林真知子・訳 きんざい
一つだけはっきり言えることは、できれば一四〇〇もの株を持つなということだ。
ピーター・リンチ/ジョン・ロスチャイルド 『ピーター・リンチの株で勝つ』 三原淳雄/土屋安衛・訳 ダイヤモンド社
ポートフォリオの最大の利点は、なんでしょうか。
それは、「相場が良いときだけでなく、相場が悪いときもあえて常時、市場に財産を任せておく」「環境が悪いときも業績が悪いときも、これから悪くなる懸念が強いときも、常時、株式の保有残高をしっかりと保っておく」ということです。
山本潤 『初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略』 かんき出版
分散効果を意識しすぎて、相関係数の小さな銘柄を入れることにこだわると、本末転倒となってしまいます。これはプロがよく陥るミスです。
片山晃/小松原周 『勝つ投資 負けない投資』 クロスメディア・パブリッシング
投資家の目的は、十分に理解ができ、かつ五年、一〇年、二〇年後に実質上確実に高い収益を上げるであろう企業の一部を、合理的な価格で購入することに尽きるはずです。これらの条件を満たした銘柄には、時間をかけてもほんの一握りしか出会えないでしょう。だからもし見つけられたら、その銘柄はある程度の量を買うべきなのです。
ローレンス・A・カニンガム『バフェットからの手紙 第5版』 Pan Rolling
0 件のコメント:
コメントを投稿