でも今にきっとわかるようになる。この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものは大体において退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない。
村上春樹 『海辺のカフカ(上)』 新潮文庫2016年の配当金は$2,855.65、及び¥42,263でした。毎年恒例の新春行事である配当金の再投資は去年に引き続き2年連続でマコーミック(MKC)です。
さて昨年は『2016年の楽しみと配当再投資 -マコーミック(MKC)の追加獲得-』で書いたように4つの項目を意識しつつ投資してきたのですが2.以外は全てきちんと行動に反映されたと思うので上出来です。
今年は例のシン・ダイトーリョーがいよいよ就任するので、世の中どうなることやら、さっぱり予想をしようとする気すらわきません。強いて言うなら有事に備えて石油関連か・・・くらいですかね。
というわけで2017年は基本に立ち返り
- 投資方針にのっとり
- 3か月に一度定期的に投資のCadenceをまもり
- 向こう数十年にわたってきちんとキャッシュをGenerateしそうな銘柄を選び(参考記事『20年後の空を見上げて - 投資方針の若干の改定 -』と『『なるほど投資講座』と日本たばこ産業(2914)の臨時獲得』)
- なおかつ世の人々に欠陥品扱いされた銘柄(参考記事『配当を転がせ - 『マネー・ボール』を読んで -』)
あと、そろそろThe 3rd Man's Fundの中でコア銘柄というのを本格的に固めていきたいですね。
MKCの商品群、2015年マニラにて |
コカ・コーラ(KO)は鳴尾浜へ送還中です。理由はコチラの記事群で書いた通り。ひきつづきポジションを減らすつもりでしたが、CEOが変わるとのことなので、向こう数年は様子を見るかな。シン・コーラに冷めた目で期待。去年の広島カープの新井選手みたいに大復活しないかな。
同じ理由でジェニュイン・パーツ(GPC)も一軍に呼ばれることはありません。
あと、マクド(MCD)もひょっとしたら金借りて株主にいいツラしているだけで上記2銘柄と同じ道を進む懸念があるので、しばらくコア銘柄候補になることはないでしょう。(参考記事『帝国の逆襲 -マクド (MCD)-』)
これら以外のすでに保有している身柄に株数を追加していく一年になりそうです。あくまで注視するのは銘柄で、世の中の風の行方ではありません。
というような感じで今年も、今後も、引き続き退屈な投資を続けていきます。
でもまあ、確かに飽きてはいませんね、いまのところ。
本年もよろしく。
情報開示:この記事を書いている時点でMKC101株、KO285株、GPC25株、MCD33株保有
このブログのMKCに関する記事はこちら。
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