2026年8月2日日曜日

カジノにおける長期投資Big ShotsのHolding Period -2026年 1st Q-

The best investors in the world are really good at doing nothing for long periods of time.

Anthony Pompliano

私の投資方法は、基本的にCode of Conductに沿っていますが、端的に言うと、自分が理解可能な事業を行っている企業の株式を、その企業が価値を提供し続ける限りずっと持ち続けるというものです。また、これらの株式は、うちの子供たち(10歳と8歳)にバトンを渡すような感じで託していこうと考えているので、長い風雪に耐えうる(最近は酷暑といったほうがいい気がする)企業・事業を見極めていこうと考えています。

したがって、あくまで結果論的になりますが、保有期間が長ければ長いほど、良い投資ができているという評価もできます。

もちろん、手放すべきだった株式をダラダラ持ってしまっている、もしくはもっといい機会を損失しているという失敗のケースもあるとは思いますが。

このBig Shotsシリーズでレビューしているファンドマネジャーたちの保有期間はどれくらいなのでしょうか。

今回はそれも見てみましょう。

ソースは13Fで、基本的に各Big shotの米国株式のLongポジションのみです。それらのポートフォリオの上位10社のみを見ていきます(新規組み入れや完全売却は例外的に言及)。

各ファンドの2026年3月末時点のポートフォリオです。けっこうレビューするのが遅くなりましたが😓

% of PFはポートフォリオの構成企業の割合、%(Shares) activityは、前期からの保有株数の増減率、Yearsは保有年数です。なお、Yearsで13+とあるのは、13年以上は保有しているが、初回投資時期がはっきりしないものになります。

なお、レビューするファンドマネジャーたちですが、新たにThe Children's Investment Fund Management Limited (TCI)のChris Hohnを追加しています

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まずは"Buy good companies, Don’t overpay, Do nothing"をモットーに掲げ、ときには、" The English Warren Buffett"と呼ばれる英国紳士テリー・スミスFundSmith




計34社保有中。13年超保有は、SYKVADP。なるほどね。意外にIDEXXの保有期間が長いですね。同期間の完全売却は、INTU(保有期間1年)、NKE(同6年)、ODD(2.5年)、GGG(3年)でした。

新規組み入れはBMIです。水回りですね。確かにROICや一株当たりのFCFは右肩上がりですが、株価は最近軟調です。お買い得かもしれません。

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次にチャック・アクレのAkre Capital Management。『脱「昭和」のススメと、私の理想郷』で少しばかりアクレさんについて書いています。



計19社保有。13年超保有は、こちらもVを含む4社。このあたりは資本主義のど真ん中の事業ですね。

FICOのヘッドクォーターって、モンタナのボーズマンなんですね😆 ま、いいんだけど、なんであんな山の中なんだ。

完全売却はDHRKMXで両方とも12.3年の保有でした。新規はCRMNOWPRMでした。

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そのホームページで、

We are stock pickers. At the heart of our approach is a conviction that inefficiencies exist in the valuation of “exceptional” companies. Specifically, we note that durable, cash generative franchises are not only rare but also appear to us to be undervalued by other investors for most of the time.

と謳っております。



計28社保有。

完全売却は6年保有したCL。新規はKKRWMG。WMG はワーナー・ミュージックで、ポートフォリオ2位のTKOも含め、少しユニークですね。


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カナダのマネー・マネジャーのフランソワ・ロション氏のGiverny Capital彼については『全人類のすみっこ5%暮らしの男』で少し書いています。




ロション氏は比較的売り買いが多めですかね。面倒くさいのでティッカーコードは割愛しますが、完全売却は4社、新規は5社でした。

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WEDGEWOOD PARTNERSDavid Rolfe氏のポートフォリオ。こちらはカジノにおける長期投資Big Shotsの動向 ‐ 新メンバー -』で紹介しています。




こちらもVを13年超保有。あとAPPLも。バークシャーハサウェイがAPPLに手を出したのは10年前でした。

完全売却はPYPLで10.5年の保有でした。新規はPGRTOL

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完全売却・新規組み入れは、無し。

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最後に真打ち、NVICのおおぶね米国厳選。毎月積み立て投資中です。

2026年4月の月次レポートより。





こちらに関しては、保有年数はわかりません。

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既出のファンドで人気の企業を挙げます。




GOOGGOOGLを足したらALPHABET INC.がVと並んで首位です。

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厳選した少数の株式を長い間保有し続けるという投資方法は、ときには株価のトレンドに大きく劣後することもあります。おそらくは上記に挙げたファンドも、ここ数年は指数に劣後しているのではないかと思います。

個人的には、そういう期間に、自分なりの基準をもって主体的に行動する(なにも売買のTransactionを行わないというのも行動の一つ)ことこそが、投資の醍醐味だと考えています。

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