There's so many different worlds
So many different suns
And we have just one world
But we live in different ones
Dire Straits『Brothers In Arms』
一言で株式投資といっても、いろいろな手法があります。個別株式か投資信託か、アクティブかパッシブか、デイトレかスイングかバイ&ホールドか、順張りか逆張りか、ロングかショートか、グロースかバリューか、etc...
ときにはその手法は投資ではなく投機だ、という論争も見かけます。ただその定義の違いは、100人いれば120通りほど存在するようです。
私としては、これらの違いはどうでもよいものと考えます。グロースとバリューなんて単なるマーケティング用語にしか過ぎず、つまるところは同じではないか。価格しか見ていないのであれば、機を見てドカンとやろうがコツコツと積み立てようが、資本投下の時間軸が違うだけで結局のところ投機なのではないか。
そんなところの区別化に拘泥せず、要は自分が納得する手法をとればいいだけです。
ただ世間一般的に「投機はよくないもの」という暗黙の了解めいたものがあるのが、ちょっと気になります。
なぜだろう。
なぜ人々は「それは投機だ」と言われると後ろ指さされたような気分になるのだろう。
どうして「コツコツ投資家の夕べの集い」と「コツコツ投機家の夕べの集い」があるとすれば、前者の方がまともに見えるのだろう。
この投機に対して含まれる蔑視めいたもの・・・これは投機筋のせいでモノ(例えばお米とか石油とか)の値段が上がった、とかいう語り口でニュースが流れるからでしょうか。それとも私の気のせいにすぎず、そんな風潮は存在しないのだろうか。
いずれにせよ、株式投資の市場を照らす太陽は、たくさんあるようです。市場そのものは一つですが。
各ファンドの左側が2024年12月末で右側が2025年3月末時点になります。この期間はトランプ氏が合衆国大統領に就任しましたが、あの関税の騒動による株価急落はまだ起こっていないことに留意が必要です。
%(Shares) activityは、前期からの保有株数の増減率になります。
***
まずは"Buy good companies, Don’t overpay, Do nothing"をモットーに掲げ、ときには" The English Warren Buffett"と呼ばれる英国人紳士テリー・スミスのFundSmith。
The 3rd Man's Fundで保有しているGGGはFundSmithをチェックしていて知るところになっています。
計38社保有中で前期から変わらず。期間中全売却はIEXとPEP(おやまあ?)。新規組み入れはINTUとCPRX。
ドナルド・ヤックマンのYactman Asset Management。前期から1社減の70社保有。チャーリー・ティエン著の『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』(長尾慎太郎〔監修〕山口雅裕〔訳〕PanRolling)で知りました。景気循環に影響されない企業、商品寿命が長いものを作っている企業だけに投資しているのだとか。
テリー・スミスさんとちがって、こちらはPEPを増やしています。といってもほんの少しですが。TOP10はPEP以外減らしていますが、下位ではHSYやCLXを増やしています。この人はたしかに手堅い定番商品を扱う企業が好きなんですね。とはいってもこの2社のポートフォリオに占める割合は微々たるもので、手を出せる価格の株式がないのが正直なところか。
We are stock pickers. At the heart of our approach is a conviction that inefficiencies exist in the valuation of “exceptional” companies. Specifically, we note that durable, cash generative franchises are not only rare but also appear to us to be undervalued by other investors for most of the time.
UBERが初登場第一位(ザ・ベストテンみたいや)。前期から継続してBNが大きく増えています。NKEが消えました。
***
クセモノ(としか思えない)モニッシュ・パブライのDalal Street。
海の底まで掘り始めた😃😃😃
***
最後に真打ち、NVICのおおぶね米国厳選。毎月積み立て投資中です。なお『ポートフォリオは円(グラフ)で見よ ーNVICの米国厳選投資編 第7期ー』でもレビューしています。
2025年3月の月次レポートより。全28社。
ZTSが一位になっています。そう、だからね、ZTSはね(以下同文)
***
既出のファンドで人気の企業を挙げます。
0 件のコメント:
コメントを投稿