12月は定期獲得の月です。いままでレビューしてきた銘柄から、どれか一つを選んで獲得します。現在興味があるのは以下のリストの通りです。
2014年12月8日月曜日
2014年12月3日水曜日
照柿(てりがき)色に輝いて -エマ-ソン・エレクトリック(EMR)-
“ さえざえとした頭の芯で鈍い痛みが脈打っているのを感じたとき、達夫はその芯に鮮やかな炎の色がひとつ浮かんでいるのを見た。濃い臙脂色に艶と深い輝きを加えた、一種独特の色だった。そういえば、あの色の名前は何というのだったか - 。先日引っ越してきた新居の外には、狭いながらもちょっとした林があり 、そこに一本の柿の木があります。実ったまま放置されている柿が、夕日を浴びて照柿色に輝いており、オナガの群れがやってきて、その熟した果実をかわるがわるついばんでいます。
<中略>
そうだ。照柿という色だ。唯一、晩秋の西日に照らされて映える熟柿の色。達夫は、もう二十年も見たことも口にしたこともなかった特別な色の和名一つを思い出してから、そんなものがいまごろ突然浮かんでくるのも、変調の一つの徴だろうと思った。”
高村 薫 『照柿』 新潮文庫
2014年12月1日月曜日
2014年11月26日水曜日
資本主義の無限軌道 -キャタピラー(CAT)-
“As what? Tough guy? I don't need tough guys. I need more lawyers.”コルリオーネ家のドン、マイケル・コルリオーネの悲願は、ファミリーのビジネスを合法化することです。Part Iからずっと「あと5年もしたら・・・」と言い続けています。Part IIでも、それから幾ばくかの月日が流れて初老になったPart IIIでも。そしてあの結末へとサーガは流れていきます。Speak softly love...
映画『Godfather part III』より
2014年11月25日火曜日
明日に架ける価値 -通貨に対する立ち位置-
″ ある家では、実直そうなかみさんが訥々とした声で、毎日丸麺麭三つだけの代価を支払ってくれ、と言った。その頃、小さな丸パン一箇は一万五千マルクした。徹吉はしばらくその部屋を借りたが、かみさんはすでに翌日から、「ドクトルはビール一杯二十五万マルクすることをご存知でしょうねえ。貧しい寡婦がせめて一杯のビールを飲めるように、どうか余計に払ってください」と、哀れっぽく執拗に値を釣り上げにかかるのだった。”
北 杜夫 『楡家の人びと 第一部』 新潮文庫徹吉は第一次世界大戦後のドイツに、医学を学ぶため留学しています。その当時、敗戦国だったドイツは騒然とした社会不安の中、通貨暴落に伴う甚だしい物価騰貴に見舞われています。留学生は逆に手持ち資金の価値が日々増えたため、放蕩三昧の人もいたらしいです。いいなあ。
2014年11月17日月曜日
2014年11月14日金曜日
英雄の彷徨 2010-2013 -コカ・コーラ(KO)-
2014年11月7日金曜日
金融危機下の英雄 2005-2009 -コカ・コーラ(KO)-
“「フラウ・リヒター? すばらしい。トミー・ブルーだ。何にします?」引き続きコカ・コーラ(KO)のキャッシュフローを追っていきます。今回は2005年から2009年です。とうとう先の金融危機が発生した期間にはいってきました。まずはKOの株価の動向をみてみます。
相手の手があまりにも小さかったので、ブルーは思わず握手の力を弱めた。
「水はあるかしら」眼鏡越しにぎょろりと見上げて訊いた。
「もちろん」手を上げて給仕を呼んだ。「歩いてきたのかな?」
「自転車で。炭酸なしでお願いします。レモンも入れずに、室温で」”
ジョン・ル・カレ 『誰よりも狙われた男』 加賀山卓郎訳 ハヤカワ文庫
2014年11月5日水曜日
2014年11月4日火曜日
岩盤規制の犯人は? -2014年のサイモンとガーファンクル-
"Hiding in my room, safe within my womb.
I touch no one and no one touches me.
I am a rock,
I am an island."
Paul Simon作詞 『I Am A Rock』、played by Simon & Garfunkel
コカ・コーラのキャッシュフローを追いかけるのをちょっと脇にどけておいて、日銀のバズーカ第二弾について・・・
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