2015年2月11日水曜日

長期投資における大罪 Envy 

「それに、ひょっとすると、あなたが自分で気づかなかったことが何かあるんじゃないですか・・・・・・ちぇっ、とんでもない白痴めが!」彼はもうすっかりわれを忘れて叫んだ。
「ちゃんと話すことだってできやしないんだ!」
 ガーニャは、一度悪態をついて、しかもなんの抵抗も受けなかったので、ある種の人たちによく見うけられるように、しだいに自制心を失っていった。彼はもうすっかり憤激してしまって、もうすこしそのままにしておいたら、唾を吐きかけたかもしれなかった。しかし、ほかならぬこの憤激のために、彼は盲目にもなってしまったのである。

ドストエフスキー 『白痴』 木村浩・訳 新潮文庫

カトリック教会では以下の7つの事柄を罪の源としています。

  1. 傲慢
  2. 貧欲
  3. 嫉妬
  4. 憤怒
  5. 貧食
  6. 肉欲
  7. 怠惰

もともと若干傲慢な気質のガーニャことガヴリーラ・アルダリオノヴィチくん、上記引用の例でいくと4の憤怒の罪を犯しています。でも、彼はなんでこんなに激高しているのでしょうか?

2015年2月7日土曜日

帝国の行く末 - マクド(MCD) ‐

"You were around the old timers who dreamed up how the families should be organized, how they based upon the old Roman Legions, and called them 'Regimes'... with the 'Capos' and 'Soldiers,' and it worked."
"Yeah, it worked.  Those were great old days, you know.  And we was like the Roman Empire.  The Corleone family was like the Roman Empire."
"Yeah...  It was once..."

映画『ゴッドファーザー Part II』より、トム・ヘイゲンとフランキー・ペンタンジェリの会話

ヴィトー・コルリオーネは、少年時代にシチリアから命からがらニューヨークに逃れてきます。そしてそこで知り合ったクレメンザ、テシオ、ジェンコ(映画では存在感あんまりなし)と共にニューヨークでもっとも影響力のあるファミリーを築き上げます。

2015年2月6日金曜日

合衆国大統領の通信簿 - キンバリー・クラーク(KMB) -

はじめに・・・ドクターペッパー・スナップル・グループ(DPS)が増配17.1%です。6年連続増配当です。☆☆☆☆☆☆
君の行く道はまだまだ長いぞ。

それで前回の記事で、次回の定期獲得候補はHD、SJM、EMRの3つと書いたのですが、一つ忘れていました。キンバリークラーク(KMB)も候補です。というか、毎回候補です。でも私にとって存在感が無いので忘れがちです。すまん。

2015年2月4日水曜日

JMスマッカー (SJM)、私立探偵御用達銘柄へ

米国に留学していたころ、よく夜中まで図書館にこもったりしていました。片田舎の大平原の中で、その建物だけ夜中まで煌々と明かりがついていたものです。

夜10時ごろ、ぐったりとして図書館のドアを開け外に出ると、入り口付近に行儀よく勉強中の主人の帰りを待ちわびていた犬たちが、一斉に期待のまなざしで私を見上げてきます。

2015年2月2日月曜日

2015年1月30日金曜日

米国の連続増配当株式のセクター別調査


But I'm a creep
I'm a weirdo
What the hell am I doing here?
I don't belong here
I don't belong here

RADIOHEAD 『CREEP』

株式会社は株主に利益をもたらすために存在しています。

2015年1月29日木曜日

KO一部放出、MKCの獲得

「優秀なボクサーだったの?」ポールが言った。
「そう」
「チャンピオンになる可能性はあったの?」
「なかった」
「どうして?」
「彼らはぜんぜん別のリーグに属する人間なんだ。おれは優秀なボクサーだった、物を考える能力が優れている、といったような意味で。だが、俺は天才じゃない。マルシアーノ、アリ、あのような連中は天才だ。まったく別の分類に属する人間なんだ」
ロバート・B・パーカー 『初秋』 菊池光・訳 ハヤカワ文庫
ボストンの私立探偵スペンサーと、その依頼人の息子、ポール・ジャコミンとのやりとり
私は御大ウォーレン・バフェット氏や、『ピーター・リンチの株の教科書』の表紙の写真が亡くなったうちのばあちゃんに似ていて妙な親近感のわくリンチ氏のように、優れた銘柄を選択する能力は毛ほどもありません。

2015年1月28日水曜日

ホーム・ディーポ(HD)のレビュー (2015年1月)

「ここに泊まるの?」ポールが言った。
「そうだ。あの小屋に住んで、明日から新しくもっといいのを造りはじめるんだ」
「どういう意味?」
「おれたちが家を建てるんだ。おれときみが」
「そんなこと、できないよ」
「いや、できる。おれがやり方を知っている。教えてやるよ」
「家の造り方をどうして知ってるの?」
「親父が大工だったんだ」
 彼はただぼんやりと私を見ていた。家は人が建てるものであることなど、一度として考えたことがないのだ。家は建築会社が建てるものであり、時には自然に出現するもの、と思っている。

ロバート・B・パーカー 『初秋』 菊池光・訳 ハヤカワ文庫
ボストンの私立探偵スペンサーと、その依頼人の息子、ポール・ジャコミンとのやりとり 
今回は投資方針を満たしていない、5年連続増配当中の銘柄になります。ただ2015/1/26付配信のぐっちーさんのメルマガに素直に触発され、私なりに考えた結果、3月末までの定期獲得の候補にします。有料なので、メルマガの内容は保秘。

2015年1月23日金曜日

ドーバー(DOV)のレビュー (2015年1月)

Early in the morning factory whistle blows
Man rises from bed and puts on his clothes
Man takes his lunch, walks out in the morning light
It's the working, the working, just the working life

Bruce Springsteen 『Factory』
私は留学を終えて94年の暮れに帰国したのですが、内定していた会社への出社は4月からでした。それでそれまでの間、その会社の工場でバイトをさせてもらうことになりました。

2015年1月19日月曜日

身嗜みは足元から - ウェイコ・グループ (WEYS) -

「靴なんか―」
「ああいう企業トップたちの靴を見ろ。息苦しいほどぴかぴかだろう?あれは彼らのこころの砦だ。だから、俺はよく彼らの靴を見る。長期間の取り調べが続いて最後に彼らが落ちるときは、靴も輝きを失っていることが多いものだ」
「だから?」
「だから? ―さあな。写真に写っていた君の姿がちょっと心もとなかったんだろう。とにかくもう少し靴を磨け。見ていられない」
「だったら見るな。ウィスキー、呑むか?」

高村 薫 『レディ・ジョーカー(中)』 新潮文庫
米国に出張する際には気をつけなくてはならないことがあります。