2020年3月21日土曜日

ホーム・ディーポ(HD)の獲得

2020年の第一四半期の定期獲得として、ホーム・ディーポ(HD)を獲得しました。


此度のコロナ騒動がもたらす株式相場の動揺はまだまだ続きそうではあるのですが、何が起ころうとも一番重視すべきなのは継続です。3か月に一度のCadenceは守ります。へんにタイミングを見計らったスケベ心を出すと、ろくなことになりませんからね、私の場合。




少し懐かしい写真を引っ張り出しました。これは2015年に米国に出張した際に撮った写真です。(参考記事『米国連続増配当株式の小売店訪問記』)。

HDがどういう企業かに関しては、『ホーム・ディーポ(HD)のレビュー (2015年1月)』をご覧ください。これを書いたのは、まだサブプライムの金融危機の記憶が生々しかったころですね。

ついでだからRevenueの推移と一株当たりの数値のアップデートを(数値のソースはモーニングスターのサイトより)







すこしひっかかる点を挙げるとすると、ホーム・ディーポ(HD)のレビュー (2015年1月)』でも書いていましたが(すっかり忘れていたけど)、自社株買いがお盛んで、2018年度末ではBSが債務超過状態です。ほかにやること無いんかな。

しかし『令和の改新 その4 - 巨鯨現る -』で確認した米国の人口動態に沿う住宅関連の長期的な需要増大(あくまで推測ですけど)を取りこむ作戦『Mars』に欲しい企業ではあったので、株価急落をチャンスと思い獲得しました。しばらく低金利が続きそうやしね。


しかし今回の獲得企業の選択は悩みましたね。


エマソン(EMR)も候補だったのですが、なにせ石油がらみではあるのでまだまだ買い時が訪れそうだし、A.O.スミス(AOS)は最近追加獲得したばかりやし、マクド(MCD)やレストラン・ブランズ・インターナショナル(QSR)などの外食関係もこれから実際の数字が出てくるとさらに株価が下げてくるような気がするし・・・


あとはHome Building関係も魅力的だと思ったのですが・・・問題は、トールブラザーズ(TOL)やパルテ(PHM)等の企業の違いがよくわからない。こうなりゃいっそのことETFだと思い、調べたところXHBとかPKBとかがあるみたいなのですが、肝心の楽天証券やSBI証券で取り扱いがない。


あんだけETFがうじゃうじゃラインアップにあるのに、なんでやねん、ばかもの。


最後に残った候補がHDと、幼児教育のブライト・ホライゾン・ファミリー・ソリューションズ(BFAM)。BFAMは各クライエント企業でチャイルドケアセンター(託児所みたいなもの)を運営しており、米国における業界内では次点の競合他社の6倍の規模を誇っているのですが、これまでは株価が高すぎて手を出せなかったのです。


チャンスかなと思ったのですが、このコロナ騒動で米国でも働き方が大きく変化する可能性があるので(つまりオフィスに出社せず在宅が主流になると、企業内に設置されてあるチャイルドケアセンターには子供を預けなくなる)、しばし様子を見ようと判断しました。ひきつづき要注視。


ま、BFAMに関しては、そのうちNVICさんがレポートしてくれるかもしれん(笑)。


というわけでHDがThe 3rd Man's  Fundに加わりました。


しかし・・・なんでHome Builder関連の株価はあそこまで下がっているのだろう。わからん。

情報開示:この記事を書いている時点でHD17株、EMR76株、AOS310株、MCD33株、QSR101株保有


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