2020年3月29日日曜日

無人島サバイバル・キット・・・『いざ・波』の2020年3月

来るべき(すでに到来済み?)日本での少子高齢・多死社会を見据え、一見ネガティブに見えるその潮流を逆手にとって資産を築くことを目論んで設定された『いざ・波』ファンド。

令和二年三月の結果を確認します。まだ3月はあと2日残っていますが、来週は時間がないので3/27終了時点の数字です。


なお『いざ・波』の名前の由来はこちら









今月はピーバンドットコム(3559)とMマート(4380)を売却しました。それを原資にThe 3rd Man's  Fundでステップ(9795)を獲得しています。

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先日ムスメ(5.1歳)から、「なにかコワい話をして」とせがまれたので、うろ覚えの播州(番町)皿屋敷(一枚足りない、うらめしやーってやつ)を面白おかしく話したらツボにはまったらしく、最近では保育園への道中やお風呂でずっと話をする羽目になっております。


無人島サバイバルキット

同じ話を繰り返していたら飽きてきたので、いろいろ脚色をくわえるようになりました。お菊さんが井戸から這い上がってきたり、テレビから飛び出してきたり(このあたりは映画『リング』の影響)。最近ではお菊さんが9枚のお皿を投げつけて江戸の悪代官をやっつけるという話にまで発展してしまった。シリーズ化すると、しまいには悪役(?)が正義の味方にまでなってしまうというのは、映画『13日の金曜日』シリーズのPart 8でN.Y.のギャングをやっつけ始めたジェイソンと同じですな。パラマウント映画の気持ちがよーくわかる。

次回はお菊さんが、江戸湾に現れた呉爾羅(ゴジラ)と対決する予定です。東宝の気持ちもよくわかる。

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かんべえさんこと吉崎達彦氏が『かんべえの不規則発言』で、イタリアでコロナの感染者が多いことに関する興味深い考察を3/14と3/18の記事に書かれていました。なるほど。

それに付け加えて・・・


 イタリアのジョガーの第二の特徴は一人で走っている人が極端に少ないということだ。大抵何人かでつるんで走っている。一人で何かをやるというのが苦手なのか、淋しがりやの多い国民性なのか、あるいは喋れないのが辛いのか、ぼくには判断できないが、はじめのうちはこれが不思議でしようがなかった。
村上春樹 『遠い太鼓』 講談社文庫
という、ランニングでさえ皆でワイワイガヤガヤやってしまうイタリア人気質が大きく影響しているのでは、と思います。ま、これは1980年代後半の話ではあるけど。

村上氏はさらに、


(イタリア人ジョガーたちの)一人が近くの茂みに入って立ち小便しているあいだ、ほかのみんなは足踏みしながらじっとその小便が終わるのを待っている。まあ他人のことだからなんとも言えないし、楽しきゃいいだろうと言われればそれまでだけど、しかし小便まで待つことはなかろうと思う。それじゃ子供と同じじゃないか。アメリカ人なら待たないだろう。ドイツ人なら走っているときに小便なんかしないだろう。同じランニング・ジョギングといっても国によってずいぶん趣が違う。イタリア人の走るのを見ているとこの国の人は戦争したってまず勝てっこないよな、とつくづく思う。

とまで書いております。おいイタリア人、もはやコロナとは戦争なんだぞ。また負けるのか?

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というわけでコロナ騒動で株価が世界的に下落しています。それをうけて私は久しぶりに四季報を購入しました。

みなさんは外出先で四季報に顔を突っ込んでいる人を見たことがございますでしょうか? 私はムスメの水泳教室の観覧席で四季報に没頭している40歳くらいの男性を見たことがあります。すごい集中力で、ポストイットを整然と貼り付けていました。複数のカラーのポストイットを使用していて、色にも意味があったっぽい。なによりも持ち歩いて読み込んでいる割には状態が非常によく、折れ曲がってしまったりしているページがない。

私なんか、四季報を落っことしてバサッと開いたページの企業に投資しましたからね(鎌倉新書)、その彼の姿を見て恐れ入ってしまった。

というわけで真似しています。色は一色やけど。いずれにせよ、無人島で入手できる定期刊行物をひとつだけ選べといわれたら、四季報とかがいいんじゃないかと思います。これほど想像力を掻き立ててくれる刊行物はない。かなり時間をつぶせそうだ。

Appendix





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