"IT'S THE DEVIL'S WAY NOW2014年5月26日付日本経済新聞の3面に気になる記事がありました。石川潤氏による「ちらつくバブルの芽?」 と題した記事で、現在、日・米・独で名目の経済成長率がそろって長期金利を上回っているとのことです。
THERE IS NO WAY OUT
YOU CAN SCREAM & YOU CAN SHOUT
IT IS TOO LATE NOW
BECAUSE
YOU HAVE NOT BEEN PAYING ATTENSION"
『2+2=5(The Lukewarm.)』Written & played by Radiohead
“過去の似た局面では資産バブルにつながった例が目立つ”とのことで、例えば日本では88~90年、米国では98~2000年、03年~06年に同じ現象が起こったそうです。
2006年ですか・・・今から約8年前。NYダウは最高値を更新し続け、円安が進み、ガソリンや原材料をはじめとした輸入製品の価格が上昇し、日経平均は2万円をうかがうと専門家は予測し、藤巻健史氏は円はますます安くなると吠え(今も言ってますね。若干円は安くすべしという言い方が多くなっている気はしますが)、私は資産運用を開始すべくSBIイー・トレード証券(現SBI証券)に口座を開設したのでした。当時、同証券の売りの一つは外国株の取り扱いが多いということだったので、そのときから外国株への投資は視野にあったようです。
また同時期にイーバンク(現楽天銀行)にも口座を開設しました。当時としては珍しいMSCIコクサイのインデックスファンド「PRU海外マーケットパーフォーマー」を取り扱っていたからなんですね。ああ懐かしい。一時期同投資信託を毎月購入していました。あのころはこれ以外だとステートストリートくらいしかノーロードで買えるMSCIコクサイのインデックスファンドは無かったんじゃないかな。
で、国内外株価指数のインデックスファンドやETFに投資しながらFXなんぞにも手を出していました。FXのレバレッジは、最初は控えめに、だんだん図に乗りUS$、AUS$、EUR等に自分でもよくわからないほど(10倍程度だったか?)をかけるようになっていました。そう、私もOne of those "Mrs. Watanabe"だったんです。
新聞には、控えめに、しかし確かに、サブプライムローンへの懸念がポツポツ載っていましたが、私の手帳には以下の通りの走り書きが残されています。
“サブプライムローンはサブシナリオに過ぎない”
まあ素人がエラソーなことを書いていると、ろくなことにはなりません。リーマン破綻を待つまでもなく2007年秋にFXで約100万円を吹っ飛ばしたのでした。あのときは本当に血の気が引きましたね。投資のトの字も知らない人が、どんなにうらやましく思えたことか。
さて2014年5月現在。
米国株式に限って言えば好調で最高値を更新したりしています。バブルの発芽か、まっとうな値動きか、あるいは既にバブルか・・・それは私が判断できるようなことではありません。IT・経済に疎い私がこんなブログを書き始めたことがバブルの証拠と言えるかもしれない。
大事なことは、自分の見たい情報だけを集めるのではなく、見たくない情報にしっかりとPay Attentionすることです。そして予断を下さず、暴落に対する心構えだけをしっかり持つことです。
私の場合は投資のタイミングを計ることは諦めています。定期的に余剰資金で連続増配当株式を獲得するだけです。ただあらかじめ心構えをしておくことで、投資に対して萎縮することを避けることが出来ます。あのリーマンショックのような錐もみ状態で新規の投資をするってのは、言うは易しですけどね・・・、実際私は一年くらい売りも買いもできなかったです。来たるべき次の暴落に生かしたい教訓です。
情報開示:特になし
それにしても最近中国の理財関係のニュース、目にしなくなったなあ。
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