2014年5月15日木曜日

Hello, PG!  さらばコモンズ30!

"The French have a phase for it.  The bastards have a phase for everything and they are always right.
To say goodbye is to die little." 
Raymond Chandler, THE LONG GOODBYE, First Vintage Crime/Black Lizard Edition, 1992, P365

先日レビューしたCLXですが、今年は4.2%の増配だそうです。37年連続増配です。4.2%はちょっと低めですけど、前回が10.9%だったし・・・。なんにせよ今後の獲得候補銘柄です。

前回のエントリで書いた通り、4月にコモンズ30を放出したことによってできたThe 3rd Man's Fundの穴は、PGによって埋められることになりました。いちおう5つの候補銘柄を分析(と書くと赤面するような適当なものですが)してPGを選んだのですが、正直サイコロふって選んでも大した差はなかったような気がしないでもない・・・。

というわけでコモンズ投信のスタッフによって厳選された約30の日本株式銘柄は、58年連続増配当中の生活必需品を扱う米国のグローバル企業にとって代わられました。

コモンズ30に大きな不満があったわけではありません。2014年4月に策定した投資方針のキャピタルゲインを狙わないという個所に適さなくなったためです。

株式投資信託という商品は基本的にキャピタルゲインを狙いにいくものと理解しています。定期的な分配金目当ての人もいるようですが・・・。

株価にしろ投信の基準価格にしろ日々めまぐるしく変わる“水もの”です。調子のいい時はいいし、悪いときは悪いし、株式市場に参加している人々の思惑に左右される“水もの”です。野球に例えると打線です。爆発的にあたる期間もあれば、水を打ったように静かになる期間もあります。

今年の我らが阪神タイガースを見よ!

開幕前のオープン戦は点がさっぱり取れず、新外国人スラッガーのゴメスは膝が痛いのなんだので 調子が上がらず、マスコミはかなり悲観的でした。ところがいざ開幕すると、そのゴメスも含め打線が大爆発。4月はイケイケだったのです・・・が、5月の声を聴いた途端に再び沈黙モードです。

やはり長期のペナントレースを制する確率が高いのは、安定した投手陣を備えていて、スランプが少ないといわれる守備力・走力が高いチームと思います。落合監督時代の中日ドラゴンズのように。 たまに85年の阪神のように一年中打線がフィーバーすることもありますが、複数年は続かないですね。

 いささか強引ですが株式投資を野球に例えると、連続増配当年数が長く且つ増配率が高い銘柄は、ローテーションをしっかり守れて勝ち星がある程度計算できる投手、あるいは守備範囲の広い外野手やショートストップのような感じです。

いったん獲得して放っておけば、きちっとシーズン通して仕事をしてくれそうです。私(オーナー)はネット裏でビール片手に、のんびりプレーを楽しみます。シーズンごとに増加する配当は、実生活で必要とならない限り、チームの再補強に使います。楽ですね。ただし試合内容は地味です。逆転満塁ホームランは期待できません。

これが調子に波のあるキャピタルゲイン狙いのスラッガーを揃えるとなると、毎シーズンというより毎月・毎週・毎日調子の良しあしを見極め、よりベターなスラッガーを探し、獲得し、放出しないといけません。のんびりビールを飲んでられませんね。なにより放出するという痛みが・・・。

 コモンズ30は2010年から保有していました。当時はリスク資産を外貨:円=70:30の割合で保とうとしていて、円資産はTopixに連動するETFに個別銘柄やJリートを加えようとしていました。でもどうしても個別銘柄を選ぶことができないでいたところ、どこかのブログでコモンズ30の存在を知り、何回かにわけてスポット購入したのでした。

冒頭でも書きましたがコモンズ30に大きな不満があったわけではありません。
強いて言うなら、
  1. 30年目線で厳選した割には銘柄の変更が多いような気がしたこと
  2. 保有銘柄を売却した際に、“喧々諤々の議論の末に決定”とかいう報告があったのですが、どのような議論だったのか具体的な説明が少ないような気がした(あったけど私が聞き逃したか、理解できていないだけかもしれません)
というところに、いささか物足りなさを感じました。ただこういう風に物足りないところを挙げることが出来るというのは、良い投信の証しなのかもしれません。

なんにせよ、おそらくコモンズ30を再獲得することはなさそうです・・・やっぱり放出という行為はつらいもんですね。

情報公開:PG50株保有

【関連記事】インデックス投信の罠
















0 件のコメント:

コメントを投稿