2026年6月28日日曜日

地下鉄の手記 - WK 23,24,25 & 26, 2026 -

この時期、Eテレの0655という朝の番組で、お笑いコンビのサンドイッチマンが歌う『雨の動物園』が流れます。私はこの曲が好きで、ムスコ(7)と一緒に聴き入っています。昨年の関東は、どちらかというとカラ梅雨気味だったのですが、今年は梅雨らしい天気が続いているので、しっとりとした雰囲気のなか、いい感じで曲が流れています。

少年野球の練習も中止になることが多く、そんな雨の週末、暇を持て余したムスコにせがまれて、オトコ二人でプチ鉄の旅に出かけてきました。


私はまだ訪れたことがない川崎大師に行きたかったのですが、京急大師線に乗車したとたん、どうしても終点まで行きたいと息子がせがみだしたので、小島新田駅まで乗っていきました。同駅の周りには何もないので、浮島のプラント群を望むボート置き場のようなところまで、雨の中、10分くらい歩いていきました。

陰鬱な梅雨空の下、とくに砂浜や磯があるわけではないのですが、それでもムスコは、そこらへんを這うカニや漂うクラゲを追いかけて小一時間ほど楽しく過ごしておりました。

週末で、あたりは奇妙に静かで、人影もほとんどなく、ときおり聞こえてくるのはゴミ収集車から流れる『好きです かわさき 愛の街』のオルゴール音ばかり。

水路の向こうのプラントから間断なく吐き出され奇妙に白い煙は、音もなく灰色の雲に同化していき…後ろの町工場の窓からは溶接の青白い光が不定期に点滅し…そんな海辺で一人遊ぶムスコを眺めていると、私の頭の中にレディオヘッドの『Like Spinning Plates』がかかってきました。

シュールです。

そんななか、ヘルメットを片手にブラブラさせながら、小柄な作業着だか警備員のユニフォームだかを着た女性が一人、こちらにそっけない一瞥をくれながら、どこへともなく歩みさっていきました。

唖然とするほどの美人

彼女はなんだったんだろう、どこへ消えていったんだろう

そんなこんだで、最近はレディオヘッドばかり聴いています。おそらくは、梅雨が明けるまで。

Our bodies floating down the muddy river...




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最近地震が多いです。ヴェネズエラでも大きな地震がありました。私の仕事のカウンターパートの一人が、ヴェネズエラ出身イタリア在住の若者です。彼の上司に確認したら、彼の両親と妹がMissingとのことで・・・

なんとも胸が痛みます。さしあたり些少ながら寄付をしたところです。

こちらも非常時の備えをしておかねばなりません。非常食、懐中電灯と電池、ラジオ etc..

備えといえば、投資もそうですね。私的には、株式投資は、資産を増やすためというよりは非常事態に備える備えという意味合いが強いです。

とくに日本の財政状態を鑑みると

While you make pretty speeches

I'm being cut to shreds

You feed me to the lions

と口ずさみたくなります。

財政の規律に対する責任を負っている施政者は、とくに支持率だけがよりどころの今の政権は、おそらく今の日本でのあたりまえがどれほどのレバレッジのもとで支えられているかをわかっていない大多数の有権者に媚びを売らざるを得ない状態で…

A delicate balance

And this just feels like spinning plates

I'm living in cloud cuckoo land

やはり平常時に備えておくことの大事さは、今回の中東危機をみても明らかで、日本では石油の備蓄がモノを言いました。これはやはり素晴らしいことだったかと思います。

これをよき教訓として以下を問わねばなりません。


日本財政と日本円、どれくらいの確率で転ぶか、それとも持ちこたえるか


Negative

あくまで日本全体でみると、実力よりも豊かな生活を享受できている。それを維持するため錬金術でその場をしのいでいる。以下数例を挙げると:

  • GDP比2.3倍の政府の借金

  • 市場の原理を無視し、計画経済的な発想を基にした財政ファイナンス
    • 日銀の国債購入
      • 2013年以降のマネタリーベースの推移
  • 日本の労働生産性の低下
元ネタはコチラ

  • 日本の名目GDP推移
元ネタはコチラ


Positive

それでも日本は、とくにモノづくりやインフラサービスの分野では、高度な人材・生産技術を有しており、高品質・安全な商品を安定的に供給できる企業が多数ある

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このNegativeとPositiveを鑑みながらコケるかコケないかの確率の算出に基づいて自身の資産のアロケーションを考えておくべきです。

備えあれば患いなし、とまではいかないまでも、非常事態になった場合でも痛みは軽減できるでしょうし、ならなかったらそれに越したことはないはずなので、悪くないディールだと考えます。

サナエあれば患いあり」の心構えで行け、とまでは言いませんが(言うてるけど)

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私が出社するのは月にせいぜい2~3回で、地下鉄に乗ることはめっきり減ってしまいました。まあ、一人分のスペースを世の中に還元していると考えています。

あとドストエフスキーの『地下室の手記』は読んだことはありません😅

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