ほとんど毎日在宅勤務の私は、仕事前の気分の切り替えのために、ムスメ(11)やムスコ(7)の登校に付き添っています。その通学路の途中の曲がり角のところに、生い茂った木々に囲まれた少し古めの一軒家があります。
修繕と増築を重ねてきたと思しきその家は、全体でみると絶妙なバランスを保っていて、不思議に落ち着いた佇まいで、とても住み心地がよさそうです。
こういうお家をリフォームして歴史を引き継いでったら快適だろうなあ、どういうふうな部屋割りやレイアウトにしようかなあ、書斎は2階のあの出っ張った四角いスペースがいいな、と毎朝勝手に妄想しています。
実際のところ、面倒くさがり屋の私は、いまの便利なマンション生活に全く不満はないのですが。ゴミも捨てたいときに捨てられるし、あったかいし、住居の機器にトラブルがあった際も問い合わせがしやすいし。
Frontdoor, Inc.(FTDR)
FTDRは2018年にローリンズ(ROL)の競合でもあるサービスマスター社からスピンオフされた、ホームサービスプランを提供する米国の企業です。2024年には新築住宅ビルダー向け保証とサポートサービスの主要提供者である2-10 HBWを買収しています。
【器具】
給湯設備、ごみ処理器、冷・温水器、ドアベル、煙探知機、天井に備え付けの扇風機、セントラルクリーナー、冷蔵庫、洗濯関連機器、レンジやオーブン、食洗器などの台所まわり、備え付けのマイクロウェーブや食品貯蔵庫
【設備】
HVAC関連、電気関連、配管まわり
などの、修理やメンテ、改良(Improvement)です。
給湯設備、ごみ処理器、冷・温水器、ドアベル、煙探知機、天井に備え付けの扇風機、セントラルクリーナー、冷蔵庫、洗濯関連機器、レンジやオーブン、食洗器などの台所まわり、備え付けのマイクロウェーブや食品貯蔵庫
【設備】
HVAC関連、電気関連、配管まわり
などの、修理やメンテ、改良(Improvement)です。
家の所有者や住民と年間契約し、いざ各住居でトラブルが発生となると、17,000社からなるコントラクターのネットワークから適切な業者を現場へ派遣します。
いっぽうNon WarrantyでのOne Time Shot的な修理サービスも行っています。ここにはHVACのアップグレードプログラムなども含まれているようです。
【存在を知ったキッカケ】
たしか2019年秋あたりに、SBI証券の米国株式取り扱い銘柄一覧表を眺めていて発見したと記憶しています。
【初回の獲得】
2019年10月に初回獲得も、いったん放出。再度2025年11月に獲得して現在に至っています。
【誰にどのような価値を提供しているか】
Peace of Mind
【参入障壁】
フラグメントな業界で、以下の認知度の高いブランドを擁し、唯一全米規模(43州)でサービスを展開しています。ただ正直申しますと、保有している株式の中では、一番確信度は低いです😅
【長期潮流】
- 米国の人口動態
- さきの金融危機の影響による、米国での圧倒的な家不足
- 米国では新築になればなるほどトラブルが多いので、今後陳地区の住宅数が増えればその恩恵を受けることになる
- 一方で米国では多くの家の老朽化も進んでいて、これらのメンテナンス需要も旺盛
***
FTDRが産み出す企業価値を見てみます。(以下経営効率や一株当たりのFCFの数値は私の計算なので、あくまで参考値)
棒グラフはROIC-WACC Spreadです。
2022年には営業利益率が10%台前半まで落ち込んでいましたが、過去2年は20%を上回ってきています。同年からCEOになったBill Cobb氏が手腕を発揮しているのかもしれません。
2025年度の実績は:
- Net Salesは+13.6。これは2-10 HBW買収のインパクトあり。過去9年間のCAGRは6.8%(マイナス成長なし)
- Operating Incomeは+26.4%、過去9年間のCAGRは7.2%(マイナス成長なし)
- Operating Marginは22.9%、過去9年間の平均は18.6%
- ROCEは24%、過去9年のMedianは27.2%
FTDRも米国の住宅建設の低迷による影響を受けていて、Warranty加入の数が少し減っています。同社の肝はこのWarrantyの数とRetention Rateであり、これらの推移はしっかり追っていく必要があります。
このグラフが右肩下がりに転ずると、躊躇なく放出です。しかし79%以上のRetention Rateというのは、すごいと思います。
一株当たりのフリーキャッシュフローの推移。
過去9年間のCAGRでみると10.8%です。
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こちらの株式は、前述のとおりRetension rate、それからMarginです。シェアを奪われると、これらの数字が下がると思われます。安定的なビジネスモデルは気に入っているものの、いかんせん参入障壁の高さは測りかねているので、これらを注視しつつ、じっくり保有したいと考えます。
情報開示:この記事を書いている時点で、FTDR188株保有
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Appendix







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