2026年2月1日日曜日

FY2026 第三四半期レポート - Stage 07/40 -

Stay this time, stay tonight in a lie

Ever after is a long time 

U2  『The Unforgettable Fire』 

地下鉄からの手記 - WK1 & 2, 2026 -』で書いたような出来事があり、年末年始はいろいろ人生について考えざるを得ませんでした。お酒に詳しくない私の母が、帰省するヨメと私のために準備してくれた八海山の本醸造を飲みながらだったので、どれだけ真剣に考えたかは別として。いや、ヨメのやつが私の分までがぶがぶ飲みやがったので、けっこうまともに考えたかな。

いまの私にとって一番充足している時間というのは、塾にムスメ(10)を迎えに行って一緒に家路につくときと、ムスコ(7)の少年野球をサポートしているときです。あとはテニスと読書を少々。

いつまでもこのようなひとときを享受できるわけではないので、しっかりとそのときそのときを楽しんでいきたいと思います。

いっぽうで株式投資に割り当てる時間やエネルギーの優先順位は下がっており、さらには私の資産額の伸びというのはツンドラ気候に突入して久しいのではありますが(温暖化ってどこの話だ)、ここしばらくは一歩一歩凍てついた大地をしっかり踏みしめていく時期と受け止めています。


じっさいのところはDon't push me too farと歌いながら酒を喰らって寝ているだけですが。

期間中(2025年11月~2026年1月)のThe 3rd Man's  Fund獲得並びに放出は以下の通りです。

【再獲得】

Frontdoor, Inc. (FTDR)
 
 
【一部放出】

NVR, Inc. (NVR)
KeePer技研(株)(6036)

FTDRは、2018年にローリンズ(ROL)の競合でもあるサービスマスター社からスピンオフされた、ホームサービスプランを米国で提供している会社です。

同株式は2019年秋に新規で獲得し、2022年1月に全放出しているので、再獲得となります。獲得にあたっての原資は$MMFとNVRの一部(といっても1株)の放出で賄っています。

また6036の保有株数を減らし、US$MMFにしています。それも『地下鉄からの手記 - WK1 & 2, 2026 -』に書いた通りです。

あとは銀行預金から楽天マネーファンドに少し移しました。これは株式投資か、それとも中学受験に挑むムスメ(10)に使うか、いずれかへの待機資金という位置づけです。

今回のFTDRの獲得を1パンチとしてカウントします。この結果、2034年度末までに私に残されたパンチカード(『私に残されたパンチの機会』)の残数はなくなりました。

★★

今後は世界的な暴落があったときに、現在$MMFならびに楽天マネーファンドとして置いているキャッシュを使ってExtra☆をパンチしようと考えています。

そのときまで眠りにつく。

***

The 3rd Man's  Fundのポートフォリオは以下の通りとなっています。日米1/30終了時点、1ドル154.78円で計算。

ROCE(私の計算)は過去10年のMedian、Debt/Equity Ratioはモーニングスターから取得。円グラフでは$MMF、楽天マネーファンド(RMF)も含めています。



計12社 + US$MMF & 楽天マネーファンド。

今更ながら気づいたのですが、なにか計算ミスをしていたらしくFTDRのInitial Ramp up株数が少ない😓

ここは来期折を見ながら追加獲得します。これは上述のパンチカード対象外。オレ、算数苦手なんだよな…

メンバーのイコール・ウエイトでの初回獲得からの保有日数平均は1,353日。FTDRを獲得したことにより、前期より減っています。

最長はROLで3,621日、最短はFTDRで71日。

2025年度以降に放出された株式の保有期間は以下の通りとなっています。

FND:1,067日
GNTX:189日
LSTR:444日
MKC:3,787日
3835:1,237日
GGG:692日
7839:707日
 
計算にはこれらも含まれています。

保有年数をグラフ化すると以下の通りになります(The next 10 years期間中に放出済みの株式は茶色)。


2034年四月末にイコール・ウエイトで平均3,650日が(あくまで結果的な)目標です。

ROLがもうすぐ保有して10年になりますね。株式であろうが、人間関係であろうが、所有物であろうが、なんにせよ、なかなか10年継続保有して満足なものって少ないですよね。ROLは・・・余は満足である。願わくば昔のように、発行するレポート類にムシたちを復活させてほしい。

***

FY26の第三四半期の各株価のパフォーマンスは 以下の通り(為替考慮せず)。


あくまで2025年10月末時点の各株価との比較になります。平均取得価格に対する含み損益ではありません。なお期間中に新規獲得したFTDRに限り取得価格との比較になります。

なんとなくではありますが、私が保有を心掛けている、めだたないところで毎年確実に企業価値を積み上げていく企業の株式の価格は、ここのところ停滞モードな気がします。これらの株価は、もしかしたら約5年くらい前に先走りし過ぎていたのかもしれません。

ただその価値創造が衰えていない限りは、値札に書かれている数字は気にする必要はないと思います。

これから米国企業を中心にアニュアルレポートがでてくる時期なので、そこのところの確認を楽しみにしておきましょう。

The bottom three performers 
 
  1. Zoetis, Inc. (ZTS)
  2. KeePer技研(株)(6036)
  3. Tractor Supply Company(TSCO)

ZTSグローバル製薬企業の大手ファイザーから2013年にスピンオフされた、独立系アニマルヘルスメーカー。ブタや牛、鶏、魚、羊といった家畜と、イヌやネコ、ウマといったペット(Companion Animal)に、感染予防やワクチン等の医薬品を提供。また診断機器も扱っています。

期間中、私は柳下佑紀氏著の『真のバリュー投資のための智慧と実践』(きんざい)を紐解きながらその製品ポートフォリオをまとめておりました。同社のレポート類を読む際の手引きになります。

メモ書き

6036は洗車・カーコーティングの材料製造卸と施工サービスを提供する企業。車やバイク以外のもの(スマホや風呂とか)のコーティング材も扱っています。

第33期の数字を確認しても、とくに気になるところは無し。一株当たりのフリー・キャッシュ・フローの伸びも順調です。ちなみに私は他の株式保有中の子業も含め、月次の数字は追いません。そんなことでいいのだろうかと思わないでもないですが😅

TSCOは米国での田舎(Farm & Ranch)暮らしを楽しむ人々のニーズに応える小売店チェーンを展開しています。直近の結果がコンセンサス未達で株価は下落しています。Consumable, Usable and Edible Productsの売れ行きは悪くないようですが、Discretionary Categoriesが足を引っ張っているようです。インフレの影響ですね。

The top three performers

  1. Rollins, Inc.(ROL
  2. Frontdoor, Inc. (FTDR)
  3. NVR, Inc.(NVR)

ROLは主に米国にて害虫・害獣・シロアリの防除サービスを住宅・商業施設に提供しています。

私は期間中なにもチェックしていません。アニュアルレポートがでたら確認しよっと。

FTDRは、住宅のホームサービスプラン(ざっくりいうとHVACや給湯器等々の住宅設備がこわれたときのメンテナンス対応)を米国で提供しています。

前述の通り、当期間中に再獲得しました。一時Renewal rateが落ちていた時期もありましたが、ここのところ79%という驚異的な数字(同社資料によるとSpotifyやNetflixと肩を並べるレベル)になってきています。

そもそも米国の住宅は日本と違い、築年数が浅いほどボロがいっぱい出てきますのでね😒

NVRは、そのボロが出る新築住宅を米国の北東部に建てているホームビルダーです。

こちらも期間中なにもチェックしていません。アニュアルレポートを待つ。

以上、FY2026第三四半期におけるThe 3rd Man's Fundの確認でした。

***

【教育準備金】

汝の父を敬え」作戦は、NISAを利用し、投資信託の積み立てを引き続き毎月行っています。1st Frontはムスメ(10)向け、2nd Frontはムスコ(7)向けです。

期間途中から積み立ての金額を減額しました。子供たちも大きくなってきていろいろ出費がかさみます。おまけに物価高でもありますし。

正直なところ昨今の世界情勢を見ていたら、あんまり積み立てようという気にならないというのもあります。

積み立てるだけが人生ではない。

積み立て投資枠

  • 楽天・S&P500インデックス・ファンド (1st Front)
  • コモンズ30 (1st Front)
  • 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね (2nd Front)

成長投資枠

  • スパークス・新・国際優良ファンド (2nd Front)

ムスメの成績はあいかわらず冴えません。ただ本人は引き続き楽しそうに塾に行ったり、友人たちと図書館や自宅ではりきって勉強しています。しかし私から見ても勉強のやり方のセンスはなさげです。

もう過程を楽しんでいればそれでいいんじゃないか、と私も開き直っています。Walk on by, Walk on through!

最近言うことをきかなくなってきたムスコは、あいかわらず帰宅するなりランドセルを玄関にほっぽり出して遊びに出かけています(たまにトイレに立ち寄る)。日によってクラスの友達や野球チームの上級生たちと遊ぶ相手をわけており、うまくバランスをとっているようで、ま、コイツの将来はあんまり心配しておりません。

【リタイヤ準備金】

企業型拠出年金でMSCIコクサイ指数に連動するものとTOPIXに連動するインデックス投信(まともなアクティブ投信がラインアップされていないので)を積み立て中です。また以前には一時期個人型もやっていましたが、そちらではMSCIコクサイ指数に連動するものと農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶねを積み立てていました。それはそのまま保有中です。 

これに付け加え、むかし勤めていた会社(グローバル・ヘルスケア企業)でESPPを通じて購入していた株式もそのまま保持し続けていてます。

以上、The 3rd Man's  Fundを含めたリスク資産の割合は以下のとおり。なおThe 3rd Man's  Fundは『FY2026 第一四半期レポート - Stage 05/40 -』に書いた通り、FY2026 第一四半期に一部取り崩しを行っています。




ささやかだけれど、役に立ってほしいこと】

上記以外の「投資」は下記のプログラムを通じて行っています。


【株式投資を含むThe General Lawをつかむための知識習得】

課題図書のアップデート。読む順番は変わる可能性高し。

サイエンスは:

  1. 種の起源 / チャールズ・ダーウィン(読了)
  2. 利己的な遺伝子 / リチャード・ドーキンス (読了)
  3. 進化と人間行動 / 長谷川寿一・長谷川眞理子・大槻久(読了)
  4. 学びなおし高校物理 挫折者のための超入門 / 田口義弘 (読了)
  5. 儲かる物理 / 鈴木誠治 (読了)
  6. 生き物の「居場所」はどう決まるか /  (読了)
  7. 生物から見た世界 / ユクスキュル、クリサート (読了)
  8. 教養としてのエントロピーの法則 / 平山令明 (P70まで読了)
  9. 大学生物の教科書シリーズ / デイヴィッド・サダヴァ
  10. 思考改善ドリル / 植原亮
人文は:
  1. 人類の起源 / 篠田謙一 (読了)
  2. 神々の沈黙 / ジュリアン・ジェインズ(読了)
  3. 言語の本質 / 今井むつみ、秋田喜美(読了)
  4. 千の顔を持つ英雄 / ジョーゼフ・キャンベル(読了)
  5. 風土 / 和辻哲郎 (読了)
  6. 日本社会の歴史 / 網野善彦(上・中巻読了にて一旦終了)
  7. 日本の歴史をよみなおす / 網野善彦 (読了)
  8. 詳説 日本史研究 / 五味文彦 高埜利彦 鳥海靖 (近世終了)
  9. 日本思想史 / 末木文美士 (第八章まで読了)
  10. 無縁・公界・楽 / 網野善彦 (読了)
  11. 信長公記 / 和田祐弘 (読了)
  12. 神々の明治維新 / 安丸良夫
  13. 日本の思想 / 丸山真男
  14. 銃・病原菌・鉄 / ジャレド・ダイアモンド
  15. 万物の黎明 / デヴィッド・グレーバー
  16. 詳説世界史研究 / 木村靖二 岸本美緒 小松久男
  17. サピエンスの未来 / 立花隆(一度読んだことあり)
株式投資およびその周辺は:
  1. 確率論的思考 / 田伏直也 (読了)
  2. 確率思考 / アニー・デューク(読了)
  3. 真のバリュー投資のための智慧と実践 / 柳下佑紀 (スポットで読書中)
  4. Poor Charlie’s Almanack チャールズ・T・マンガーの金言 / チャールズ・T・マンガー (スポットで読書中)
  5. Rule Breaker Investing / David Gardner (Part II 読了)
『信長公記』、おもしろかったですね。織田信長は基本的に機を見る感覚がすごかった人だとの感想を持ちました。とくにやばいと思ったらすぐに逃げ出すところが。

でも戦機というか戦局を感じとって(おおむね)正しい決断を下し、素早く行動に移す能力はすごかったけれど、人事的な見地でいくと、人の心を読むのは疎かったのかもしれない。家臣に裏切られて怒ったというより、あっけにとられている気配もある。ほかの武将はどうだったのだろう。

実際のところ信長はかなり当時の世間や風習にたいして配慮をしている、というか気を使っていることが、私が持っていたイメージと違っていました。とくに蘭奢待のエピソード。

あと信長を苦しめた最大の敵は一向一揆や大阪本願寺であって、武田氏でも斎藤氏でもないというのが、これまた。宗教とそれを信じる土着の人々との闘いは絵になりづらいし、信者も大勢いることを考えると大衆受けしなさそうだからなあ。うちの実家も浄土真宗本願寺派やし。

じっさいのところの列島における民衆の力は、一般的に出回っている通史よりも、そして他国・他地域と比べても、強かったのではないか。学校・教科書の歴史には、「権力に翻弄されて虐げられる庶民」みたいなバイアスがかかっているのかもしれない。

翻弄され続けているのは施政者側かもしれませんね。

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