2024年6月7日金曜日

私に残されたパンチの機会

I've told students if when they got out of school, they got a punch card with 20 punches on it, and that's all the investment decisions they got to make in their entire life. They would get very rich because they would think very hard about each one and then you don't need 20 right decisions to get very rich.  You know 4 or 5 will probably do it overtime.

        - Warren Buffet  




希代の投資家ウォーレン・バフェット氏は、若者へのアドバイスとして、人生通して投資の意思決定を20回までに限るようアドバイスをしています。そうすればよくよく考えるだろうから、よい結果になるであろうと。

そのうえで2割5分くらいの確率でよい決断を下せたら、それで十分であろうとも。

おそらく大学生あたりの年代の人々へのアドバイスであろうと推測しますが、そうであれば、卒業がだいたい25~30歳あたりと仮定できます。米国の場合は個人差が激しいですので、まあ卒業してある程度余裕ができて・・・と考えると、35歳から投資をスタートするとしましょう。

そして70歳くらいまで投資をするとします。そうなると期間は35年。

20÷35=0.6パンチ per year.

私はもう50歳を超えているのですが、これまでの投資履歴は除外したうえで、残された投資期間を20年と考えると、20 x 0.6 = 12パンチ残っていることになりますね。

The 3rd Man's  FundのInceptionから10年が経ちました。実際の投資はそれより数年前から始めていて、35歳の時からです。当時勤めていたグローバル・ヘルスケアの会社の株式をESPP制度で買い始めたのが始まりです。

それ以降、投資信託や個別株式、一時はユーロのMMF等々にも投資し、その間サブプライム金融危機や南欧危機(せんだって佳子さまがギリシャを訪問されていましたね)、コロナ禍等々をやり過ごしてきました。

ただ、もう数えたくもないのですが、こと個別株式に関しては、どれだけチマチマとパンチしてきたことでしょう。

ま、過ぎたことは仕方がない。

10年かけて、ようやく腰が据わってきた感じがする。いや、目移りしなくなってきたので、目が据わってきたというべきか。

で、次の10年は、残りの12パンチ÷2で、6パンチ。

ただ、『Next 10 years 第二部 -  敗者のゲーム -』で書いたように、メインは投資信託の毎月の積立になるので、これらを一つのパンチと考えたほうがいいと思います。

となれば、残された数は5パンチ。☆☆☆☆☆

これは獲得する株式の数ではなく、行動でカウントしたいと思います。もしあるときに獲得の決断をして、そのさい1社以上の企業の株式を同時に獲得すると、これは1パンチ。またある株式(一つ、もしくは複数社)を放出して、それを原資に別の株式(これも一つ、もしくは複数社)を獲得した場合も、一連の行動を1パンチ、と考えたいと思います。

10年で5つだけのアクションか・・・これは本当に、よくよく考えたうえで腹をくくらないといけませんね。

ムスメ(9)作成の栞




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