暑いですね。2月にギャビンライアルの『深夜プラス1』を読んだのと、春先から在宅勤務なのが相まって、アルコールの量が増えすぎな感じがしていたので、まだ梅雨が明けていない時期に週2日の休肝日を設ける決心をしたのでした・・・が、こんだけの猛暑だとついついビールに手が出てしまいます。
さて久しぶりに『いざ・波』で少々動きました。アイアールジャパン(6035)を100株だけ放出し、それを元手に学情(2301)とエコミック(3802)を獲得しています。
以前に次の候補の企業を5社に絞ったと書きました(参考『隻眼の相場師のアップデート -Season 4-』)が、そのうち株価的にすこしもたつきが見られるものを今回獲得したことになります。
まず2301。こちらは会社四季報の2020年春号によると、就業情報専業で、企業説明会を開催したり転職サイトを朝日新聞と提携しながら運営したりしている会社です。
RevenueとOperating Incomeの推移を見てみます。(以降グラフの数値はモーニングスターから)。
Operating Marginがなかなか素晴らしいです。
次に一株当たりの数値の推移。
2014年度からは連続増配でしたが、此度のコロナ禍の影響により、減配となります。
経営効率の通信簿。
これらの数値から鑑みるに、2014年が経営的なターニングポイントだったように見受けられます。何があったかまでは調べてないけど。
悪くないと思う。直近のコロナ禍で業績予想の修正等々があって、株価が急落したまま浮上していないけど、個人的には:
- 良くも悪くもこの国の就職活動の形態は、なかなか変わらない。問題点は私が学生の頃からさんざん言われてたけど、根本的には過去数十年間ちっとも変わっていない。であれば、コロナ禍後の需要が戻ってきたときには、これまでのような強い成長が期待できる
- たとえ今回のコロナショックで通年採用の動きが強くなってきたとしても、同社の「Re就活」のサービスでじゅうぶん対応が可能と考える
との見地から、直近の株価は悲観的すぎなのではないかと判断しました。素晴らしい利益率の実績ですし。もちろん今後のコロナ禍の動向次第なところはありますが、少し時間軸を長めに見て今後のアクションを判断していきたいと思います。
もうひとつの3802は給与計算や年末調整のアウトソーシング会社。いま私が働いてる会社も年末調整は同社を利用しています。
RevenueとOperating Incomeの推移。
現在3802は10%の営業利益率を目指していて、2020年度は達成しています。
経営効率の通信簿。
同社の株価もここのところ強くありません。これはJASDAQ上場に伴うワンタイムショットのコスト増による経常利益減少を受けての過剰反応と考えます。ですのでチャンスとばかりに獲得にいたりました。
ただし同社の有価証券報告書にもある通り、この業界の参入障壁は低いです。個人的には、向こう数年間は、カテゴリーの成長に乗って同社の業績も良いのでは、と考えていますが、ここはつねに撤収を意識しながらの投資になります。
なお6035を100株放出した税引き後の金額は約95万円でした。今回の上記2社の獲得は約52万円です。差額の42万円は、しばらくキャッシュで温存ですね。できれば米国株式のOperation Mars対象につぎ込みたいのですが、どの株式も株価的に好調すぎだしなあ。
ちなみに5社のうち、あとの3社はアルプス技研(4641)とストライク(6196)、そしてEガーディアン(6050)だったのでした。
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