『ヤバい日本経済』(東洋経済新報社)を読んで影響された結果、こちらのページでフォローし始めた米国のNew
Privately Owned Housing Units Authorized by Building Permits in
Permit-Issuing
Places(新規住宅の着工許可数のこと?)のSeasonally
Adjusted Annual Rateの数字ですが、S&P500の株価とくらべてみました。
むかしギリシャの イカロスは
ろうで固めた 鳥の羽根
両手に持って 飛び立った
雲より高く まだ遠く
勇気一つを友にして
『勇気一つを友にして』 片岡輝:作詞 越部信義:作曲
緑がS&P500、オレンジがNew Privately Owned Housing Units Authorized by Building Permits in Permit-Issuing Places、それぞれ2000年1月の値を100として月単位で比較しています。
2000年末あたりからS&P500が下がっているのは、ドットコムバブルが弾けたためで、その後2003年前半あたりまで下がっています。でもその間、新規住宅の着工許可数(?)は増えていっていますね。
2003年に反転したS&P500は、住宅着工許可数(?)と歩調を合わせるように上昇していきます。どんどん上昇します・・・雲より高く、また遠く、Greed一つを友にして。2007年には未知の高みへと到達します。
新聞も株価最高値更新を報じます。ドルも円に対し上がります。藤巻健史氏も吠え続けます。ミセス・ワタナベも熱狂します。それに乗せられるように私も投資を始めます・・・ああ・・・。
しかし住宅着工許可数(?)は、それを遡ること約2年も前の2005年秋にピークアウトしており、2009年春までの長い下落の途中だったのです。
つばさうばわれ イカロスはやがてS&P500もサブプライムが弾けて我に返り、その後リーマンブラザーズの破綻がトリガーになり、見るも無残に墜ちていきます。
墜ちて生命を 失った
そして5年の月日が流れ、目下のところS&P500は最高値圏に浮上中です。住宅着工許可数(?)は一見足踏みのように見えますが、前年同月比でみると確実に増えてきています。藤巻氏も・・・最近はよく知らない。
でも住宅着工許可数(?)をみると、まだまだ米国経済はこれからのようにも思えます。どうなんでしょうか。いずれにせよ、資本主義経済はバブルを繰り返す、それが宿命です。どれだけ経済動向を先読みできるかはわかりませんが、住宅着工許可数(?)はフォローしていこうと思います。
だけどぼくらは イカロスの情報開示:とくになし
鉄の勇気を 受けついで
明日へ向かい 飛び立った
ぼくらは強く 生きて行く
勇気一つを友にして
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