ABBVは、もともと保有していたアボット(ABT)から分社独立したものを、そのまま保有しているバイオ医薬品会社です。アッヴィ合同会社の日本語のウィキペディアがあります。正直私はこれ以上の知識を持ち得ていません。
どうにも製薬会社には興味持てない・・・“ヒュミラ(一般名 アダリムマブ(遺伝子組み換え)) ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤 関節リウマチ、乾癬、強直性脊椎炎、クローン病、潰瘍性大腸炎等を適応に持つ。”(ウィキペディアより引用)って言われてもですね、はあ、そうですかという感想しかないです。強直性脊椎炎・・・ヨミカタ、ワカリマセン。
それに製薬会社はパテントが切れたりするリスクが大きそうだし(TPPでもめてる分野かな?)、なにぶん私自身がヘルスケア業界のはじっこで働いていて、自社株も積み立てていて、にもかかわらずジョンソンエンドジョンソン(JNJ)を保有したりしているので、いくら世界の老人人口が増えるとはいえ、これ以上ヘルスケア偏重は控えたい。
さらにずいぶん前ですが、ジョン・ル・カレの『ナイロビの蜂』を読んで、おまけに映画を見てしまい・・・その内容たるや巨大製薬会社がケニア政府を抱き込んで、開発途中のHIVだかなんだか用の薬の承認を取り、貧困にあえぐケニアの人々に合法的に事実上の人体実験をしており、治癒の希望のワラにすがった人々は副作用に倒れ、製薬会社はデータを取る・・・その状況に対したった一人で拳を振り上げる、妻を失ったうだつの上がらないイギリス人外交官の勝ち目のない戦い、というもので、私の中で巨大製薬会社=悪の権化というイメージが出来ておりまする。ああ、テッサ・・・。
でもそれ言い出したら、The 3rd Man's Fundの日本株式以外は、全てその巨大さゆえに小説や映画のかっこうの悪役ですな。言い出したらきりがありません。
まったくなんにも知らないんじゃ格好悪いので、 BSとキャッシュフローをみてみます。その前に少しだけABBVをかじると・・・
本社は米国イリノイ州。従業員は約25,000人。リューマチや乾癬(皮膚病の一種)などの自己免疫疾患、 HIV、生殖腺不全、子宮内膜症、クローン病、甲状腺疾患、パーキンソン病、慢性腎疾患や嚢胞性線維症の薬を扱っています(アニュアルレポートより)。正しく訳せているのかどうかさっぱりわからん。ピノコ、人工心肺だ、はやくしろ!
2013年度のNet Salesは、54%が米国、46%がInternationalです。またNet Salesの57%はHUMIRAなんですが、ヒト型抗TNFα抗体;免疫抑制;関節リウマチ治療分野に関しては(つまりほとんどだと思うのですが)、米国で2016年12月、EUの大部分の国で2018年4月にパテントが切れます。
ABBVの規模は競合他社と比べると以下の通りのようです。
本社は米国イリノイ州。従業員は約25,000人。リューマチや乾癬(皮膚病の一種)などの自己免疫疾患、 HIV、生殖腺不全、子宮内膜症、クローン病、甲状腺疾患、パーキンソン病、慢性腎疾患や嚢胞性線維症の薬を扱っています(アニュアルレポートより)。正しく訳せているのかどうかさっぱりわからん。ピノコ、人工心肺だ、はやくしろ!
2013年度のNet Salesは、54%が米国、46%がInternationalです。またNet Salesの57%はHUMIRAなんですが、ヒト型抗TNFα抗体;免疫抑制;関節リウマチ治療分野に関しては(つまりほとんどだと思うのですが)、米国で2016年12月、EUの大部分の国で2018年4月にパテントが切れます。
ABBVの規模は競合他社と比べると以下の通りのようです。
AbbVie Annual Stockholder Meetingのプレゼン資料より |
ではBS。
すごく流動性資産が多いですね。これはクスリ業界の特徴なのでしょうか、それともABBVだけなのでしょうか?興味を覚えたのでグラクソ・スミスクライン(GSK)も調べてみました。
GSKはそうでもないですね。独立したてってのは、ちょっと普通と違うのかな?
ソースはYahoo! Finance、項目は適当にまとめています。 |
キャッシュフローのウォーターフォールです。
アニュアルレポートより、項目は適当にまとめています |
というわけでアブビーですが、特に放出する理由もなく、おそらくこのままずっと持ち続けるでしょう。2016年以降が心配ではありますが、どうなるんでしょうかね?
情報開示:ABBV108株、ABT108株、JNJ174株、自社株888株 保有
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