2014年8月27日水曜日

Snapple、日本上陸か!? - DPSの分析 -

先日、Andrew Sachais氏のDr Pepper Shakes Up Soft Drink Industryという記事を読んでいて、うれしい情報を発見しました。 

2014年8月25日月曜日

アルトリア・グループ(MO)の増配とキャッシュフロー

タバコのアルトリア・グループ(MO)が8.3%増の増配を発表しました。これで45年連続になります(撃墜マークならぬ増配マークをつくってみた、暇だなあ)。

配当、自社株、そして負債で確認した通り、MOは余ったキャッシュは、全部配当に回しているくらいの勢いがあります。ちょっと気になったのでキャッシュ・フローをウォーターフォール・チャートにしてみました。数字はAnnual Reportからとってきています。項目は適当にまとめています。

2014年8月20日水曜日

マクドがマクドである限り - MCDの分析 -

日本では、地方によってマックと言ったりマクドと言ったりしますが、Ticker codeからしてマクドと言うべきですな。そもそも英語での発音もドが強調されているし。マックと言うとアップルと紛らわしいし・・・というわけで、このブログでは由緒正しきマクドでいきます。うちの奥さんからは、恥ずかしいからマクドって言わないでね、としょっちゅう文句を言われるので、よけいにマクドで行きます。ふん。

2014年8月19日火曜日

夏休みの補習 その2

補習2回目です。世の子供たちもお盆が終わり、そろそろ宿題が気になりだす頃でしょうか。私はご多分に漏れず最後の3日(2学期初日を含む)で押し込みをしておりました。

2014年8月18日月曜日

夏休みの補習 その1

暑いさなか(といっても今年は地方によって天候が全然違っているようですが・・・)オイルメジャーのAnnual Reportなんぞを読んでいるとさすがにバテてしまった。

うだる暑さのなかで、ドストエフスキーの『罪と罰』や、高村薫の『照柿』を読みながら畳の上を汗だくでのた打ち回るというのは、正しい日本の夏の過ごし方のひとつである。

2014年8月15日金曜日

資源株式の調査 その3 -コノコ・フィリップス (COP) -

資源株式の調査その1で獲得候補になった2社のうちの1社、コノコ・フィリップス(COP)をレビューしてみたいと思います。同社は14年連続で増配中です。


2014年8月12日火曜日

資源株式の調査 その2 -逆風-

"Thank you for the dinner and a very pleasant evening. If your car could take me to the airport.  Mr. Corleone is a man who insists on hearing bad news immediately. "

映画『ゴッドファーザー』より、Corleone家の相談役、Tom Hagenのセリフ。ここでいうBad newsがDon Corleoneにもたらされた結果、映画プロデューサーのWaltzはちょっとした警告を受ける破目になる。
資源株式にとって悪いニュースを先日見かけました。2014年8月3日の朝日新聞朝刊の『年金運用も「脱CO」』と題された西崎香氏による記事です。以下茶色の文章は全て同記事からの抜粋です。

2014年8月11日月曜日

資源株式の調査 その1

彼女は唐突に鋭く笑い、ドアを半分抜けた。それから首を曲げて振り向き、クールな声で言った。「あなたは私がこれまで会った中では、誰よりも冷たい血を持った獣よ、マーロウ。それともフィルって呼んでいいのかしら?」
「もちろん」
「私のことはヴィヴィアンって呼んでいいのよ」
「ありがとう、ミセズ・リーガン」
「あんたなんかくたばればいいのよ、マーロウ」、彼女はそのまま振り返りもせずに出ていった。

レイモンド・チャンドラー 『大いなる眠り』 村上春樹訳 ハヤカワ文庫 以下の記事の茶色の部分は同じ引用元になります。

レイモンド・チャンドラーの『大いなる眠り』の新訳が文庫化されたので、早速読みました。

"ロサンジェルスのダークサイドを歩く、シニカルで優しい孤高の騎士"(注)の私立探偵フィリップ・マーロウの長編初登場作品です。まだ若いマーロウがきちんとした身なりで訪れる依頼人スターンウッド氏は、地元で採れる石油で財を成した大富豪の死にかけの老人という設定です。

2014年8月7日木曜日

汝の隣人を程よく愛せ - インデックス投信の多様性 -

人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向こう三軒両隣りにちらちらする唯の人である。唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくかろう。

夏目漱石 『草枕』 新潮文庫

米国のグローバル企業の世界地図(組織)の分け方は以下のものが多いように見受けられます。
  • North America
  • South (Latin) America
  • EMEA (Europe, Middle East & Africa)
  • APAC (Asia Pacific)

2014年8月5日火曜日

クロロックス(CLX)の分析 (2014年8月)

夏です、小バエの季節です。昨年、妻が1週間ほど家を留守にした際に台所で小バエを発生させてしまい、こっぴどく怒られました。あいつら、ひとが説教されている間にもこれ見よがしに飛びやがる。おまけに交尾なんぞしながら飛んでいやがった。まったく分別っちゅうもんがない。

私は失地を回復するため、アース製薬の最新兵器を活用する掃討作戦を妻に進言したのですが、敢え無く却下され、地道な掃除作業を命じられてしまったのでした。面白くとも何ともない。

今年は今のところ、やつらの出現は確認されておりません。妻が不在の際にも、私は流し台を中心に台所をピッカピカにしております。ざまーみろ。しかし今度は風呂場にカビが・・・ぬかったぜ。


さて次回の定期投資は9月に行う予定です。今年の5月にささっと調べたCleaning剤等を扱うCLXですが、獲得候補にするかどうかで、追加で財務諸表を確認しました。

2014年8月4日月曜日

2014年8月1日金曜日

配当、自社株、そして負債

"生きる歓びとは、払った金に相応しい楽しみを確保し、それだけの価値のある楽しみを見きわめることにある。その人の意識しだいで、払った金に相応しい楽しみを得ることは可能なのだ。この世は金をフルに生かして食い込むには格好の場所だ。"

ヘミングウェイ 『日はまた昇る』 高見 浩訳 新潮文庫
過去のエントリーで何回か、特にPMについて書いたときに触れましたが、最近稼ぎに対し、どれだけの割合で配当や自社株買いが行われているかが私の中でホットな話題になっています。

配当はわかるのですが、自社株買いというのがいまひとつピンとこない。よく米国の企業は自社株買いをやるから長期投資に向いている、という賛辞があるのですが、手放しで褒め称えていいのかなあ。