ディアー(DE)。どのような企業かはコチラ。まず稼ぎ(Net cash provided by operating activities)に対する配当&自社株買いの割合、および負債の動向です。ソースはモーニングスターのサイト。負債の単位は$Million。
自社株買いの増加と負債の増加がシンクロ中です。なぜ2012年度はあんなに自社株買いしたのだろう。確かに株価はチャートで見ると2012年は軟調ではありましたが。次に2012-2013年度のキャッシュフローのウォーターフォール。元ネタはAnnual Report、項目は適当にまとめています。
豪快ですね。投資キャッシュフローがが営業キャッシュフローを上回っております。で、どどーんとお金を借りて自社株買いと配当支払いを行っています。終わってみればキャッシュは減っていない。もちろんEPSやROEは増えています。BSを確認したら:
売掛金とかが増えていて、ちゃっかり流動性資産が多くなっています。ウウム、摩訶不思議で私のアタマではついていけない。キャタピラー(CAT)とかも似たようなキャッシュフローなのだろうか。
次はキンバリークラーク(KMB)。なぜ無味乾燥色なのかの理由はコチラ。稼ぎ(Net cash provided by operating activities)に対する配当&自社株買いの割合、および負債の動向です。ソースはモーニングスターのサイト。負債の単位は$Million。
まあ少し自社株買いの増加と負債の動向がシンクロしてますが、いたって穏やかで、配当との比率もちょうど半々くらいです。次に2012-2013年度のキャッシュフローのウォーターフォール。元ネタはAnnual Report、項目は適当にまとめています。
いいですねー。DEを見た直後だけに、その安定感と退屈さはピカイチです。Revenueが増えなくても、負債に頼らなくても、自社株買いの調整で増配の原資が生み出されるではありませんか。きっとこれからも増え続ける世界の人々の鼻をかみ、お尻を拭き、人間の人間たる最低限の体裁を整えるべく、地道にティッシュと増配当を提供してくれることでしょう。
情報開示:特になし
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