ひふみプラス放出
投資方針策定を受けて保有銘柄の見直しを進めてきましたが、先日ひふみプラスを手放しました。思い起こせば2010年~12年にかけて、リスク資産の30%を円建てにしておきたかった私は、TOPIXのETFをメインに、いくつかの個別銘柄とコモンズ30に投資していました。あのころの日本株式に投資することは、銘柄選択能力の乏しい私にとって、夜明けのないツンドラの大地を彷徨っているような感じでした。
そんなときに本屋さんで見かけたのが、藤野英人氏著の『日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。』です。2001年9月末~2011年9月末での10年間で株価が上昇した銘柄は1,493社、上場銘柄の57%もあったという記述を読んだときには、本当かよ!?と素直に驚いたものです。
その藤野氏が手掛けるCIOを務めるレオス・キャピタルワークスのひふみ投信がひふみプラスとしてSBI証券で取り扱い開始になったので、すぐに毎月積み立てを開始し、今年の3月まで継続したのでした。
ひふみプラスもコモンズ30同様、とてもいい投資信託だと思います。そのパフォーマンスは、実はJASDAQ指数とほとんど変わらないじゃないかという指摘もあるようです。ですが例えばリーマンショック級の株価暴落が起こったようなときには、ファンドマネージャー以下運用スタッフにより、その影響を最小限にとどめてくれるという信頼感があります(あくまで私の感想)。緊急事態時に機敏に動く自信がない私のような投資家にとっては、ひふみプラスはとてもよい選択の一つと今でも考えています。
ですので、ひふみプラス放出の理由は、投信自体に不満があったわけではなく、純粋に私の投資方針にそぐわなくなったためです。
どうでもいい話ですが、私は、ひふみプラスは最新鋭の小回りの利く戦闘機群で、めまぐるしいドッグファイトを日々上空で繰り広げ、そのはるか眼下ではコモンズ率いる日本精鋭の約30の大型艦船が、艦隊を組んで威風堂々と大海原を航海している図をイメージして楽しんでいました・・・まるで小学生じゃないか。
6月
さて、6月は定期で新規銘柄獲得をする月です。約$2,000くらいを予定していましたが、ひふみプラス解約で$3,200程度追加の資金があるので、$2,500ずつで2銘柄の獲得を目論んでいます。The 3rd Man's Fund以外でおこなっている自社株購入プラン(ESPP)ですが、今月は見直しの月で、これまで給料の5%を購入資金にしていましたが、これを2%に変更しました。なにぶん株価が絶好調すぎるので・・・
また確定拠出年金は以前変更した通りの割合を続行します。
情報開示: 特になし
あと、今回の放出によりポートフォリオの大部分は米国株式に占められることになり、かつ新規銘柄獲得も現在のところ米国株に絞っているので、ブログのタイトルを変更しました。でも目下のところ、現在保有している日本株式を放出する予定はありません。
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