2026年10月1日木曜日

地下鉄の手記 - WK 36~ 39, 2026 -

今年の秋は秋雨前線とともに意外と早く訪れてきました。関東は雨が降りっぱなしで、映画『セブン』状態です。

もともとシルバーウィークは千葉県の館山方面に磯遊びに行く計画を立てていたのですが、台風が接近してきたのでキャンセルし、かわりに一日だけ家族でしながわ水族館に行ってきました。

少年野球の試合・練習も、ほとんどできませんでした。そのぶん晴耕雨読とばかりに本を読む時間が取れたのはよかったですが。

というわけで株式投資方面では、Christopher W. Mayer著の『The Investor's Odyssey』を読みました。


ゆったりと揺蕩いながら楽しむことこそが株式投資の醍醐味であり、同書は長期株式投資家の座右に置くべき一冊です。これは私の本棚にずっと残り続ける本ですね。

最近、日本語で出版される投資関連の本は、翻訳も含めて、なかなか食指が動かないのが寂しいところです。英語で書かれた本は、読んでみたいものが多いのですが。投資とはちょっと違いますが、板谷敏彦氏の『金融の世界史』は面白そうです。日本語のやつは、それくらいかなあ。

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ムスメ(11)も最近急速に読書好きになりました。区の図書館と小学校の図書室から常時10冊近くの本を借りてきて、暇があれば本に頭を突っ込んでいます。子供のころの私に似てきたようです。

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私にとって肉体的な休息をもたらした恵みの秋雨ですが、各所で甚大な被害をもたらしています。列島に住む限り、自然災害と財政クライシスによる(為替がらみの)苛烈なインフレのリスクには、しっかり向き合っておかなければなりません。

インフレに関しては『なぜ投資をするのか?』のとおり、10年以上前から意識してきました。

自然災害に対しては、『FY2027 第一四半期レポート - Stage 09/40 -』で書いたように、我が家でも少しずつ防災グッズの備蓄を始めています。

しかし、非常食や簡易トイレ等の備えも大事ですが、それよりももっと大切なものは、近隣に住む人たちとの関係(Intangible Asset)だと思うようになりました。

以前は、こんなことを考えたこともなかったのですが、ムスコ(8)の少年野球を通じて、仕事とは全く別の活動や付き合いが生じたことが刺激になり、いざとなったときに本当に助けになるのは人の情けだよなあ、と思っています。

思えば高校を卒業して実家(かなりの田舎)を離れて以来、私のアタマから“地元”や“土着”の概念がすっかり抜け落ちていましたし、逆にその状態が心地よかったのではありますが、そろそろ年貢を納めるころ合いなのかもしれません。

奇しくも、長く続いた金利抑圧政策で先送りされてきた請求書が、遅ればせながら届き始めたタイミングと同じですね。

というわけで地域社会に根差すための第一弾として、来年から約一年、地元の少年野球連盟の試合の審判を行うことになりました。これに登録すると、春先から秋までの長いシーズンのほぼ毎日曜日、早朝から夕刻まで河川敷に拘束されるのと、その間、ムスコの所属するチームとは別行動を強いられます。

また、聞くところによると、それから私自身が直接目撃したところから察するに、その登録審判団は、あらゆる意味で昭和的かつ体育会系的なノリです。私が過去30年間、しかるべき敬意を表して遠ざけてきた存在の権化たる組織です。ちなみにその審判団の長は、某少年野球大会の決勝戦の一打サヨナラの場面でキャッチャー・ボークをとり、あっけにとられる周囲に有無を言わせず試合を終わらせた伝説を持つ、鬼のように厳しい人だそうです。

このため登録審判のなり手は、なかなかいないのですが(しかも日当が出るわけでもない)、あえてそこに手を挙げることによって、他チームの方々や少年野球連盟の方々の情報収集並びに友好的な関係を構築し、なおかつ我が息子の所属チーム内での私のプレゼンスも上げていくことを目論んでいます。

いろいろ面倒くさそうなのは承知の上で、かの伝説的な裏切り者スパイであるキム・フィルビーがモグラ生活そのものにハマったごとく、敢えてそのべったりとした人間関係に没入し、結果的に私自身の土着化につながればよいと思います。

そして第二弾としては、ムスコの少年野球チームの上部組織である町内会への潜入参加、さらには第三弾として…と考えていることはあるのですが、これはまだ構想段階です。


キャッチャー・ボークなんて知らん

そんなこんなで、現在休止しているテニスは、引き続き少なくとも来年いっぱいはお預けです。その代わりに、日々のランニングとConvicted Conditioning(そう、地道にしつこくやり続けています)、朝夕のストレッチで、せっせと体調を整えています。

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私が出社するのは月にせいぜい2~3回で、地下鉄に乗ることはめっきり減ってしまいました。まあ、一人分のスペースを世の中に還元していると考えています。

あとドストエフスキーの『地下室の手記』は読んだことはありません😅

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