黄色は新規獲得、青は放出、紫は一部放出、緑は追加獲得 |
今月はペットIQ(PETQ)を放出し、キャリア(CARR)を獲得しました。
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今年はけっこうな暖冬だったけれど、桜の咲くころから最近までは、わりあい寒い日が続きましたね。
ようやくよい天気が続くようになり、初夏らしくなってきましたが、コロナ禍ということで世間的に遠出が憚れる事態となっています。うちの家族もどこかに出かける予定はありません。
とは言っても、ムスメ(5.2歳)が生まれてからは基本的に週末は近所の公園のローテーションだったし、旅行も帰省するくらいだったので、あんまり代わり映えがしません。ただ最近はムスメが自転車に乗れるようになったので、遠くにある河川敷や自然公園を訪れるようになりました。
私はといえば、唯一の楽しみであったテニススクールが休校中で(なんせ完全なインドアだし)、そのぶん意識してランニングや縄跳びをして、スタミナの維持を図っています。
いやあ、しかし、最近の若い女性のランニングウェアは、ずいぶんセクシーになりましたなあ。
でも若い人がこの状況ってのは、やりきれないだろうなあ。
さて、いっきに初夏の気候になってきたので、さすがに暑くて、子供たちと訪れる公園でジンビームのポケット瓶とビーフジャーキーをちびりちびりとやることがなくなりました。家でも今後はビールか白ワインを飲むことが増えてくるんじゃないかなあ。
すこしはマシな展開だ。
【今月読んだ本】
人間の繁栄の最大化を目指すこの道徳は、以前から人々を惹きつけてきた次の二つの考えと正面からぶつかる。一つは「有神論的道徳」で、神の法に従うことが道徳であり、その法は現世または来世での超自然な賞罰によって執行されるという考え方。もう一つは「ロマン主義的ヒロイズム」で、道徳は個人または国家の純粋性、真正性、偉大さからなるという考え方である。
スティーブン・ピンカー 『21世紀の啓蒙』 橘明美+坂田雪子=訳 草思社
人間の繁栄の最大化を目指すこの道徳とは、ヒューマニズムのことです。詳しくは本を手にとってみられたし。
今回のコロナ禍は、特に先進国を中心に、私たちのライフスタイルを大きく変えていきそうな気がします。『21世紀の啓蒙』は、人々の生活がどのように変わっていくかを考えるのに、とても役立つ本だと思います。こういうご時世ではいろいろな人がいろいろなことを言い始めると思うのですが、ノイズに反応していては身が持たない。
「多様性ってやつは物事をややこしくするし、喧嘩や衝突が絶えないし、そりゃないほうが楽よ」ブレイディさんの本は評判になっていたので手に取ってみました。子育てにも役立つかなあというスケベ心もありましたね。
「楽じゃないものが、どうしていいの?」
「楽ばっかりしていると、無知になるから」
ブレイディみかこ 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 新潮社
ピンカーさんの本が象牙の塔の大所高所から世の中を俯瞰してご高説をぶっているのに対し、ブレイディさんの本は、イギリスはブライトン(ロンドン近郊?)のどちらかというと治安に不安がある地域から、元底辺中学校に通う息子さんの体験を報告する小所低所(失礼!)なルポです。
おもしろかったですね。
本を開くたびに条件反射的にRadioheadの『High and Dry』が脳内にかかってくるのは、私のアタマが偏見に凝り固まっているからかな。
ぜひ次回は、銀行をリストラされたのをきっかけに大型ダンプの運転手になった、みかこさんの伴侶の体験談を、『オレはホワイトから思いっきりブルー』と題して書いてほしい。
情報開示:この記事を書いている時点でCARR100株保有
名盤です。
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