ソースはモーニングスターのサイト |
SJMは米国人のコーヒーへの嗜好が本格的にシアトルカフェ系に変わりつつあるのか、しばらく様子を見てみます。よって今回は候補から外しました。
数年前の話ですが、アメリカの片田舎にある本社に出張した時、モーテルから一緒に車で通勤した、ボストンから来たMIT出身の、優秀だがクセのあるスコットくん。彼は出社の道すがら、必ずスタバに寄ってコーヒーをテイクアウトしていました。
スタバがそんなに好きでは無い、凡庸だがクセのない(と信じている)私は、会議室にただで飲める暖かいコーヒーがあるのにメンドくせーと思っていましたが、こういうトレンドが米国でひろがっているのでしょうか。不況になったら皆、家でコーヒー沸かすんじゃないかなと思わないでもないですが。
GPCとMKCもPER高いのでパス。
さてそんな中、ゼネラルミルズ(GIS)の今年度の第2四半期の結果がでました。以下述べる数値やグラフのソースはこちらです。項目は適当にまとめています。
上半期のNet Salesは前年比マイナス3.4%です。セグメント別だと以下の通り。
U.S.Retailですが、CEO曰く、米国のFood Industryは弱含みとか言っています。GISのシェアは増えたっぽいですが、Pricingが厳しそうな様相です。スナックやヨーグルトは良いようですが、シリアルやベーキング製品が価格のみならず量も減っているとのこと。皆スタバで朝食かな?
Internationalは割と好調だったけどカナダがNet sale7%減。理由が“decline in Canada that reflected business disruption caused by a fire at a co-packer”って、なにコレ、火事!?
Operating Profitは前年比35.8%減。リストラや減損の処理をやったせいですね。たぶん一時的なものと推測します。
キャッシュの動向。
昨年度と比較して今年度で目立つのは、まず投資キャッシュフローの増加。これは夏にウサギ狩りを行ったためのようです。債券発行額が増えているのは、狩りに備えて資金が入用だったため、借りをしたと推測します。
それにしても自社株買いの規模、もうちょっと控えめにしたらどうか。経営陣、ROEとかにあまりに束縛されてやしないかな。
その結果のBS。これまでBSの表は左側を最新年度(月度)のものにしていましたが、今後は逆にします。
まあ、この低金利のご時世、キャッシュが不足してもなんとかなるっしょ。GISはいつもこんな感じやし。
今後もどんどんリストラを進めていくとのことです。2015年度のEPSの成長はLow single digitにトーンダウン。自社株買いの金額はコミットしてんのかなあ。
話変わって、照柿EMR。熟してきましたね。木の枝が垂れ下がってきて、手が届きそうな気配。でも景気の北風が吹くと、ぼてっと地面に落ちるのも事実。ちなみに田舎だと、地面に落っこちてつぶれた熟熟の柿って、結構ハタ迷惑なんですよね。
泣いても笑っても獲得は来週。わけわかんなくなって結局KMBになるやもしれぬ。
情報開示:GIS49株保有
スタバは店員さんの応対は抜群ですね。あと牛乳が置いてあるのはナイスです。
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