地下鉄からの手記 - WK49 & 50, 2025 -

 前回の記事『地下鉄からの手記　- WK47 & 48, 2025 -』で

“そのあたりは、まだところどころにかつての武蔵野の面影がのこっています”

と書きましたが、ふと気になってウィキペディアで調べたところ、広辞苑の定義では、武蔵野の範囲は「荒川以南・多摩川以北で、東京都心までの間に拡がる武蔵野台地」であると紹介されていました。

私が住んでいるところは多摩川以南なので、武蔵野ではないことになる。たしか東高根森林公園だか生田緑地だかで読んだ説明書きに、かつての武蔵野の名残が云々かんぬん・・・という記載があった記憶があるんだけどなあ。

でも広義には武蔵国全部を指すこともあるようで、そうであれば間違いではない。

その多摩川の河川敷に読売巨人軍の中山選手と増田選手による野球教室が開かれたので、セガレ（7）と一緒に見学してきました。

彼らがキャッチボールで何気にひょいっとなげる球の勢いがすごくて、間近でみるとさすがの迫力でした。

セガレはどちらかというと、野球より土手に残されたモグラの痕跡を追って、ひたすら穴掘りをするのに夢中でしたが・・・

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セガレは少年野球チームに入っております。そのチームメイトの父兄たちと話していると、やはり最近はサッカーの方が人気のようです。スポーツとしての勢いもあるのかもしれませんが、少年野球が敬遠されがちな一因に、その父兄への拘束時間の長さがあるようです。

ちなみに私もこの週末は土曜は朝7時台から、日曜は午後ずっと日が暮れるまで練習に付き合うことになっています。日曜午前はムスメ(10)の模試の付き添いで・・・いやはやパパはつらい。

これでもうちのチームは緩いほうで、気軽に休みやすいし、子供の気が向いたら途中から練習参加もOKという柔軟さが魅力で選んでいます。見学に行ったもう一つのチームは、土日は基本朝から晩まで練習、親の帯同は必須で休みづらい雰囲気だったので入会はパスしました。

というわけで、別に必ずしも私が練習に顔を出して手伝いしなくてもいいのですが、これがなかなか楽しくて、嬉々として通っております。子供たちがバカなことをしでかしたりするのを見たり、親たちとたわいのない地元の情報交換をしたりするのは悪くない。

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こんな具合でいろいろ忙しく、投資に関してはNo Actionです。株価もろくにチェックしていない。でも積立投資をしているスパークス・アセット・マネジメントの投信の運用コメントはしっかり目を通しています。とくに『厳選投資』のものは読みごたえがあり、毎月アップされるのを楽しみにしております。

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世の中いろいろ騒がしいようですが、私はといえば和気あいあいと週２回定期的に仕事で中国のカウンターパートたちと会議をしております。さらには週一回米欧中日（会議での態度がでかいもん順）の定例ミーティングがあるのですが、これはどうしても夜中になるので眠たい。

施政者には10分後、10か月後の評価でなく、10年後の効果を見据えて施策をとってほしい。列島人は「今」に重きを置きがちなので、いまの少数与党＋支持率の高さという状況では、10年後から振り返ってみたらひどく的外れなことをやってしまう可能性がある。

アベノミクスを総括的に振り返ってみるという機運は無いのだろうか。

ちなみに今の世の中の雰囲気だと、ついつい「決めつけ」をしてしまいます。ニュースに接するたびに、いや、それでももしかしたらスパイ活動をしていたのかもしれない、とか、逸脱したのは我が方なのかもしれない、くらいの疑念を2～3％差し込んでおいた方がいいと思う。

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クリスマス問題というのは、なかなか小さな子供を持つ親にとってはやっかいです。先日、セガレがサンタさん宛てに書いた手紙を偶然に発見してしまいました。近頃やたらとサンタってホントにいるの？と探りを入れてきていたのは、これだったのか。

転写すると：

サンタサンへ、まず２まいめよりもさきに①みてね

サンタサンへ　いつもプレゼントくれてありがとう。サンタサンもしぼくがいい子だったらプレゼントくれる（？）四角のコメント欄　いそがしかったらコメントをかかなくていいよ。できたらコメントをかいてねー。

いそがしかったらサインもかかなくていいよ。できたらかいてね。XX（せがれの名前）より。つぎのかみもあるよ。（省略したが欲しいプレゼントのイラストと説明文もあり）

2枚目

サンタサンへ、②

①はよんだかな

サンタサンこどもたちのことをいじわるかよい子かどうやってみてるの。四角のコメント欄

いそがしかったらかかなくていいよ　さよなら　ばいばい

だい①わ（は）みたかな

みてなかったらみてね　XX（せがれの名前）より

先述の通りパパは忙しいのである。プレゼントを買いに行く時間を捻出するのも一苦労である。まったくやっかいな習慣を持ち込んでくれたものである。これだからキリスト教と資本主義は困る。

静かに脚を組んで、瞑想しよう。

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ちなみに私は現在出社するのは月にせいぜい2～3回で、地下鉄に乗ることはめっきり減ってしまいました。まあ、一人分のスペースを世の中に還元していると考えています。

あとドストエフスキーの『地下室からの手記』は読んだことはありません😅