I think they are great companies. And when you think about it, the beauty of Google and Facebook is that it doesn't cost anything for users, of the products. So really it's advertisers that pay the revenues to Facebook and Google, not the users. So I think it gives them a tremendous competitive advantage.
François Rochon
先日X(旧ツイッター)でながれてきたGiverny CapitalのPresident and Portfolio Managerであるフランシス・ロション氏のインタビューを視聴しました。Xはときおり有意義な情報を収集できるのでいいですね(そして私はしょうもない情報をたれながしています😅)
そのなかで印象に残った発言があったので、備忘録的に述べておきたいと思います。
ロション氏がどのような投資を行っているかは以前に『全人類のすみっこ5%暮らしの男』で書いています。
- 属性を問わない数多くの一般消費者(エンド・ユーザー)に対して
- とても利便性を向上させるサービスを
- ほとんどの場合無料で24時間365日提供し(Facebookはやったことないので推測です😆)
- 見えないところで、とれるところからお金をとる
- ユーザーとは別のところからチャリン・チャリーンと入るお金が増える
- フトコロが痛まない(副作用がない)エンドユーザーは、中毒になっている自覚症状がないのでリカーリング需要が旺盛
- ユーザーにとってスイッチングコストが高くつく
- エンド・ユーザーに直接お金を請求しなくて
- Nick SleepとQais Zakariaが言うところのscale economic sharedがエンドユーザーとできて
- リカーリング需要がエンドユーザーのストレスなく自然発生する
ちなみにGiverny CapitalのポートフォリオにはVisa (V)も含まれていますが、それもこのビジネス・モデルを擁していますね。
『カジノにおける長期投資Big Shotsの動向 -2025年 2nd & 3rd Q-』では、確認したのファンドでの保有数が多い銘柄をまとめましたが、そこにはV、META、GOOGLが名を連ねています。またマイクロソフト(MSFT)も多かれ少なかれ上述のモデルを構築しているのでは、と考えます。
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The 3rd Man's Fundでは、うーん、ここまで最強のビジネス・モデルを有している企業の株式はないかな。
どれもこれもエンド・ユーザーからお金をとっていますね。強いて言うとMonotaRO(3064)のサービスは、大方の場合経費になると思われるのでエンド・ユーザーの懐は痛まないとは言えるけれども。ただしあれは基本的にはGOOGLやMETAのような属性に制限されないエンド・ユーザー相手の商売ではないしなあ。
これまで株式のピックアップにはスケールメリットが発揮できるか?リカーリングが見込めるか?が私にとって重要なポイントではあったのですが、すこし見方が浅かったかもしれません。
今後、新たな企業の株式を探す際には、属性に制限されないエンド・ユーザー相手にサービスやモノを提供し、なおかつエンド・ユーザーに直接課金しないビジネスというのを意識してみようかと思う。
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