2021年12月26日日曜日

サードマンの収入明細(2021年12月)

我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら

黄色は新規獲得、青は放出、紫は一部放出、緑は追加獲得

12月は配当再投資としてイソライト(5358)を新規獲得、マキタ(6586)を放出し、それを原資に5358を追加、大阪有機化学工業(4187)を新規獲得しました。

と思ったら、なんと品川リフラクトリーズが5358をTOBすることに。というわけで5358は近々手放すことになりそうです。TOB価格は1,200円。私の平均購入価格は874円。うーん、しょぼい。泣けてくる。

後釜をどうしようか。

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じつに久々にCDを購入しました。クラシック2枚(グレン・グールドとアファナシエフ)にザ・ルミニアーズ。

約一年ぶりにタワーレコードを訪れたのですが、アナログレコードの売り場がどどーんと広がっていて圧倒されましたね。人気が復活しているというのは少し耳に入ってはいたのですが、まさかこんなことになっているとは思わなかった。

 

 

先日の日経新聞にも、兵庫県のレコード針を製造している日本精機宝石工業の工場がフル稼働状態という記事が出ていました。驚いたことに海外売上高比率が9割だとか(参考記事『日本精機宝石工業 2200種のレコード針製造、100カ国へ』)。

私が中学生くらいの頃にCDというのが出始めていたのですが、プレーヤーはまだまだ高価でした。ところがソニーがとんでもなく安いやつ(3万9千8百円)を出してから一気にCDが普及し始めた記憶があります。

その直前くらいにDenonのレコードプレーヤーを購入し、持っていた東芝のマッケンジーという大型のラジカセにつないで悦に入っていた私は、あっけにとられていましたね。どんどんレコードがレコードショップから駆逐されていったんだよな。

今思えば、そのころから私はデジタルの波についていけてなかったのである。いまさら株式投資でハイテクやDXを追っかけろと言われても、できようはずがない。

そのにっくきソニーの株価も最近上がってしまいましたなあ。

栄枯盛衰。

投資をするうえでも、意識しておきたいところです。また私の気質的にも、いったん落ちぶれたものたちが復活してくる(Returns)のを見極める方が絶対に楽しそうだし。

てなわけで、来年はいままで以上に日本企業モードになりそうです。ま、株式の国籍にこだわるのは意味ないことではありますけど。

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で、購入したザ・ルミニアーズ

いいですぞ、これ。

在宅勤務中は、昔留学していた米国の片田舎のFM局を流しっぱなしにしています。ご存じの方も多いと思いますが、米国のFM局の音楽専門チャネルの放送は日本と違って曲をひたすらかけまくるのがほとんどで、DJが話をすることは滅多にありません。

で、私のお気に入りの曲は、スタンダードなロック専門局で、ながれてくる曲は最新のものが6割、80年代以降のすこし古いものが3割、さらに古いものが1割という感じです。

そこで11月くらいからヘビーローテーションでかかっていたのが、ザ・ルミニアーズの『BRIGHTSIDE』です。




もちろんほかのアーティストの新曲もヘビーローテーションでかかるのですが、どうにもこの曲が耳について離れなくなってしまったので、CDを買うことにしました。

ただこの曲が入ったアルバムはまだ発売されておらず、かわりにこれまた名曲の『Ho Hey』が入っている『THE LUMINEERS』を購入しました。


こういうアルバムこそ、レコードをターンテーブルにのっけて聴きたいですなあ。


【今月読んだ本】
 

 
師走はいろいろと忙しかったので、これ1冊。

日の入りが早くなる陰鬱な11月後半からは、やはり怪奇小説がいいですね。そしてラヴクラフト氏は、怪奇小説の本家本元的な存在です。
 
これも私の中学時代の話ですが、このラヴクラフト氏の影響をうけた作家たちの本を夢中になって読んでいた時期があります。今回はその本家に表敬訪問的に読みました。
 
これ、一読してしばらくたつと、じわじわと効いてきますね。おそらく多くの人々が、じわじわやられて再読、再再読をやり、どうしても我慢しきれない人がラヴクラフト氏が作り出した世界をそのまま拝借して作品を発表し、どんどんあの暗黒の神話の世界が拡がっていったのでしょう。

でも何が怖いって、ラヴクラフト氏の著者近影が一番怖い気がする。
 
一度、11月くらいの思いっきり季節外れな時期に、ニューイングランド地方のうら寂しき海岸地方を訪ねてみたいものであります。

情報開示:この記事を書いている時点で5358 x 800株、4187 x 200株保有

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