例えば、日本電産を分析する過程で、産業用モーターで競合する(二〇一二年時点)Emersonを分析することは避けて通れません。そこで、Emersonの中核事業である「プロセス・マネジメント(PM)」という素晴らしい事業に行きつきます。石油プラント、化学プラントでは、気体や液体のような流体を取り扱うわけですが、EmersonのPM部門では、それらのプラントで使用されるバルブやアクチュエーターの製造、販売、保守メンテナンスを行います。分析を行った当時(同時点)での同部門は総資産利益率二四・二%、営業利益率一八・九%と非常に高いものでした。
川北英隆/奥野一成・編著 『経営者はいかにして、企業価値を高めているのか?』ダイヤモンド社
こんまり流の「ときめき片付けメソッド」を忠実にフォローすれば、燃えないゴミの日にまるごと出すしかないThe 3rd Man's Fundでもっともときめかないコア構成企業のひとつに認定されているエマソン・エレクトリック(EMR)を追加獲得しました。2019年度の第一四半期の定期獲得になります。
僕が「そうだ、小説を書いてみよう」と思い立ったのはその瞬間のことだ。晴れわたった空と、緑色をとり戻したばかりの新しい芝生の感触と、バットの快音をまだ覚えている。そのとき空から何かが静かに舞い降りてきて、僕はそれをたしかに受け取ったのだ。
村上春樹 『走ることについて語るときに僕の語ること』 文春文庫
数日前から天気予報は、3/20の関東地方はよく晴れて四月下旬並みの暖かさになるであろうと予想していた。そしてその日は神宮球場でヤクルトー阪神のオープン戦がある。そんな日に仕事なんぞするのは、神への冒涜というものである。
「ある銘柄について調べるとき、一般的な投資家が利用するであろう単純な指標にはすべて目を通す。私は、投資した資金が二年から三年後にどれくらいの価値になるかを知りたいのだ。私たちは自らの仮説について検証し、その仮説が状況に応じてどれくらい変化しうるかを分析し、投資の目標を設定する。‟長期”を一ヵ月の期間で定義するマーケットと違って、ビジネスの根本的な優位性に注目するのだ」
Ronald W.Chan 『価値の探求者たち』 山本御稔・小林真知子(訳) きんざい *引用部分はスパークス・グループの阿部修平氏の言葉
以前から検討していた、昨年の夏に誕生したムスコの教育資金を貯めるための「汝の父を敬え」作戦の第二戦線が、ようやく4月から樹立されることになりました。
投資においては、すべては判断することから始まる。だが、他者の判断を評価していると、自分がどこにいるかわからなくなる。
ジョエル・ティリングハスト 『ティリングハストの株式投資の原則』 長尾慎太郎・監修、藤原玄・訳 パンローリング
他の人々、とくに著名な投資家や機関投資家(株式投資に限ります)が、どのように投資先を選んだかというのは、そのポートフォリオの中身以上に興味が惹かれるところです。
我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら。