実は先日の日曜日、米国での虫よけ剤(Insect Repellent)を扱っている銘柄を調べようと試みました。なにせブラジルから地理的に近いし、新生児の小頭症との関連性が強く疑われているので、米国を中心にrepellentの需要が増すと考えたのです。うーん、性格、悪くなったなあ・・・昔からか。
それでその銘柄を、
ジョンソンの製品群、マニラのスーパーにて |
ちょっとネットで調べてみたら、米国ではジョンソンのOFF、Spectrum Brands Holdings (SPB)が子会社のUnited Industrial Corpで販売しているRepell、そして3M (MMM)のUltrathon等があるようです。
ふーん、そうなんだ、なぜか私は、留学にせよ出張にせよ、米国の比較的寒い地域しか行ったことないので、かの地でRepellent関連は全然見たことがない。
で、まずジョンソンのOFF。以前フィリピンのスーパーで棚を独占していた印象が強いです(局地戦の覇者、ジョンソンとコルゲート・パルモリブ(CL) - 生活必需品ジャイアンツによるマニラ攻防戦 その5 -)。しかし、
次にSPB。調査する前に確認したのですが、利用している楽天証券とSBI証券で取り扱っていません。まったくもう、両証券会社、がんばれよ。マネックスはどうだろう? (2016/2/4追記、読者の方からご指摘有り、マネックス証券で扱っているとのことです)
最後にMMM。きた、連続増配等銘柄のど真ん中、57年連続増配中のコングロマリットです。いい機会だ、調べてみようと2014年度のアニュアルレポートを読み始めたのですが・・・
以下の表を見てやる気が失せた。
MMMのアニュアルレポートより |
おそらくRepellentはConsumerのカテゴリに分類されるはず。2014年度のNet Salesの14.2%。このなかには例のポストイットやスコッチテープが含まれていると思われ、ということはRepellentは微々たるもんじゃないか。(きちんとウラは取っていません、私が思い込んでいるだけの可能性あり)。
アニュアルレポート内にはRepellentやUltrathonの記載もないし。
おまけにUltrathonの取扱店を見ているとウォルマート(WMT)やターゲット(TGT)のような一般的な小売店ではなく、わりとヘビーデューティなアウトドアショップです。
きっとこれを使っているのは、映画『プラトーン』な方々やアーネスト・ヘミングウェイ的な人々に違いない。チャーリー・シーンはこのころからラリッていたのだろうか。
調べるのやーめた。
MMMは、まあ、また気が向いたら調べてみよう。コングロマリットや化学やってる銘柄は、どうも苦手なんだな。何も考えずに獲得しても別に問題ないとは思うけど。
情報開示:この記事を書いている時点でWMT140株、TGT43株保有
投資家Kさん、こんにちは。
返信削除SPBはマネックスで扱ってますよ。
マネックスは日本のヤフーファイナンスと提携(?)してるので、
ティッカーで検索すると「この銘柄はマネックス証券で取り扱っています」と書いてあります。
因みに「殺虫剤」で検索するとDDやDOWなどの大手以外では
AVDアメリカン・ヴァンガードなんて出てきますね。
冬葉ツトムさん、こんにちは。情報ありがとうございます。
削除Yahoo! Japanで米国銘柄情報が見られるのを知らなかったです。おまけにマネックスの取り扱い状況まで出ているんですね。うーん、これ以上口座増やしたくないなあ。最初からSBIじゃなく、マネックスにしておくのだった。手数料安いみたいだし。
初コメント恐れ入ります。いつも読ませていただいております。
返信削除ROLなんてどうでしょうか?
いつもありがとうございます。
削除いいですね、ROL。ださくてユーザーフレンドリーでないホームページが、とってもいいアメリカンな味出していて、私好みです。
ちょっと数字見たらPERが高いのと、配当率が低いのを除けば、すごくよさそうですね。14年連続増配だし。今回のジカ熱騒動だけでなく、私は米国の経済、とくに住宅は今後も力強いと考えていますし、グローバルな温暖化を考慮すると...いい銘柄をご紹介いただき有難うございます。今度調べてみます。