2020年11月3日火曜日

『いざ・波』の2020年10月 とマザーズ相場、秘湯でカレー

来るべき(すでに到来済み?)日本での少子高齢・多死社会を見据え、一見ネガティブに見えるその潮流を逆手にとって資産を築くことを目論んで設定された『いざ・波』ファンド。

令和二年十月の結果を確認します。

なお『いざ・波』の名前の由来はこちら






十月はエコミックを全売却、KeePer技研を100株追加購入、XNETを700株新規購入しました。期間中にポートフォリオに占めるシステムディの割合が鎌倉新書のそれを上回りかけたのですが、最終的には順位の入れ替わりはありませんでした。

***

東証マザーズの勢いがここのところ鈍っているようですね。

まだ『いざ・波』の名前も付けていなかった黎明期のころ(2016年あたり)ですが、東証マザーズで「そーせい相場」と呼ばれた強気相場がありました。その直前に、たしかチャイナショックだったかと記憶しているのですが、株価が急落していた時があり、その少し後のタイミングで購入した鎌倉新書やロゼッタ(いずれも当時はマザーズ)が「そーせい相場」の上昇気流に乗り連日ストップ高をつけていたことがあります。

前日比5%高だと、「なんだよ、今日はしょぼいなあ」と思っていました、いや、まじで。

東証マザーズ指数の推移。赤丸がチャイナショック、黄色が「そーせい相場」

当時はそーせいグループが株式雑誌等々のヘッドラインを飾っていた記憶があります。

その後の2018年前半の盛り上がりはまったく記憶にないなあ。いずれにせよ、マザーズ市場は定期的に「はしか」にかかる傾向があるようです。そしてたとえ東証一部上場企業であっても、小さな規模の株式に投資していると、好むと好まざるとにかかわらず、マザーズ市場の動向の影響を受けます。

ま、月の満ち欠けが地球上の生物に与える影響みたいなもので、気にしてもしようがない。

満月の夜になると沢山の馬が病気になるし、死ぬ馬の数も圧倒的に増える。どうしてそうなるのか正確な原因は誰にもわからない。でも統計をみるとちゃんとそうなっているんだ。

村上春樹 『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』 新潮文庫

月がきれいな季節です。でもあまり光を浴びすぎないようにしましょう。

***

北東北方面に旅行に行きました。いつも週の半分くらいはウチに来て子供の世話をしてくれているワイルドワイフの両親へのお礼を兼ねて、2泊3日の温泉旅行です。

でも爺さん婆さんと一緒に旅行すると子供の面倒を見てくれるので楽ですな。

子供が小さいので、宿はどうしてもビュッフェ形式とかのホテルになったりするのですが、しかたありません。でもこれはこれでなかなか悪くない。

せっかく秋田に来たので、普段は飲まない日本酒を楽しみました。地元のお酒「鹿角」の大吟醸。秋田美人なお姉さんがなみなみとついでくれました。Go to Travelだし、奮発したぞ。


日本酒もいいなあ。このあとは比内鶏の料理を中心に、千と千尋の神隠しの両親のごとく食い漁ったので、もう満腹。締めで食べようと考えていた稲庭うどんは見送ってしまった。

***

八幡平好きのワイルドワイフの意向もあり、アスピーテラインをドライブしたのですが、すでに積雪のため途中で通行止め。急遽「ふけの湯」に寄る。子供たちを爺さん婆さんに押し付け、20分だけ野天風呂につかる。


マザーズ市場や大統領選なんて、そんなもん、湯煙のかなたですな。

この手の温泉は子供が生まれてから縁がなかったのですが、いやあ、ひさかたぶりにズシンとくるお湯でした。いずれは泊りで夜空を見上げながらつかってみたい。

お湯を堪能した後、近くの後生掛け温泉に行き、オナメモトメ泥火山あたりを散策。そして食堂で昼食をとりました。


八幡平ポークやきりたんぽ鍋、山菜稲庭うどん等のメニューがありましたが、私はカレーだ。

そう、たとえ日本有数の鄙びた秘湯に来ていようが、場の雰囲気に流されずカレーを注文する人物こそが、株式投資において成功するのである! かのウォーレン・バフェットを見るがよい。ソニーの盛田さんのおうちに招かれて、職人付きの寿司をふるまわれたにもかかわらず、頑として食べなかったんだぞ。いいか、諸君。たとえ北京に行こうが、パリを訪れようが、北大路廬山人宅に招かれようが、食べるのはカレーかチーズバーガー、コークに徹するのだ! ゴレンジャーの黄色いヤツは、きっといい投資家になれたに違いない。

・・・それにしても、たとえ信州のお蕎麦屋さんに行っても、カレーかトンカツ定食を注文してしまう私の哀しき習性、なんとかならんものですかな。

Appendix








0 件のコメント:

コメントを投稿