その日も彼は駅構内の売店でコーヒーを買った。夏の東京特有の蒸し暑い夜で、背中にじっとりと汗をかいていたが、それでも彼は冷たいものよりは、湯気の立つ温かいブラック・コーヒーを飲むことを好んだ。それは習慣の問題なのだ。
村上春樹 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 文春文庫
The 3rd Man's Fundの保有銘柄の中でもわりと異色の同族企業(120年の歴史でCEOはスマッカー家5世代から6人だけ、一体全体どういうご教育をされているのだ?)でガラパゴス銘柄(OUS売上が6%)のJMスマッカー(SJM)を追加で獲得しました。四半期に一回の定期獲得枠になります。
みさきは窓ガラスを下ろし、車のライターでマールボロに火をつけた。そして煙を大きく吸い込み、うまそうに目を細めた。しばらく肺に留めてから、窓の外にゆっくりと吐き出した。
「命取りになるぞ」と家福は言った。
「そんなことを言えば、生きていること自体が命取りです」とみさきは言った。
村上春樹 『ドライブ・マイ・カー』(短編集『女のいない男たち』より)文春文庫
2017年も、もうすぐ折り返し地点に差し掛かりつつあるのですが、アルトリア・グループ(MO)とフィリップモリス・インターナショナル(PM)の2016年度を確認します。ま、これくらいのペースでいいんじゃないですか、私の場合。
我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら。