そんななか一足先(?)にガタッときているターゲット(TGT)をレビューしてみます。
まずはRevenueの推移。
数値のソースはモーニングスターのサイト |
財務3表。
数値はアニュアルレポートより |
キャッシュフローをつらつら見ると、カナダでブリザードに遭い、データ流出で叩かれた、散々な14年度に自社株買いを停止います。そして翌15年度にはCVSに事業売却で投資キャッシュフローがポジティブになっています。結果、キャッシュが増えていっていますね。
こうしてみると、少なくとも配当に関しては今後も心配なさそうな感じですが、いかがでしょうか。
最近のTGTの株価は急落しています。
Yahoo! Financeより |
といってもね、Q1そのものの結果は悪くなく、去年度よりEPSは16%アップ、デジタルでのセールスは同23%アップ、力を入れている4つの分野(Style、Baby、Kids & Wellness)は好調で、子供服の新たなブランドもQ2に投入されるようです。
またSCMまわりも改善されていて、需要予測精度や流通センター網の見直しをした結果、欠品率が大幅に減少している模様です。
ただイースター(今年は3/27)以降、つまり4月から、どうやら売り上げが急速に鈍っているようであり、それで弱気になったマネジメント連中がEPSの予想を下げているようです。
なにやら西海岸は好調なものの、北東部(ボストンやNY、D.C.あたり)が足を引っ張っているらしい。
なにが起こっているんでしょうか。
絶対に参考にしてはならない私個人的な意見では、たとえマネジメントの理解が正しいとしても一時的なものであり、となれば株価的にはオーバーシュート状態で、タイムセール発生中と思うのですがいかがでしょう。もちろん長期保有前提での話ですが。
うーん、6月の定期獲得は、ターゲット(TGT)も候補に挙がってきましたね。
情報開示:この記事を書いている時点でTGT43株保有
補足情報:やはりホーム(住宅)関連製品は好調のようです。
Appendix
一株当たりの数値の推移
数値のソースはモーニングスターのサイト |
配当性向の推移
数値のソースはモーニングスターのサイト |
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