風味や味、摂取時の心身の高揚感など味覚や臭覚を楽しむために飲食される食品・飲料や喫煙物のこととあります。
そのウィキペディアの解説の中では、嗜好品の特質として"生命維持に強い効果はない"とあります。そのとおり、酒がなくても、コーラがなくても、タバコがなくても、極端な話スパイスがなくても人は生きていけます。
というか、もっと長生きできそうであります。
でも、食う、寝る、ヤる、の最低限の欲望を満たす生活より一つ上の段階に行くと、人々は 嗜好品を求めます(飲む、打つ、買う、に昇格?)。この嗜好品の存在こそが、人とその他の動物との違いを表す結果といっても過言ではないかもしれません。
というわけで、世界的な人口の増加に伴い増えるであろう人を人たらしめる欲求を享受するため、私はタバコをめぐる冒険で書いたエリアを投資の中心にしたいと思っています。
嗜好品といえば、お酒、たばこ、炭酸飲料、チューインガム等々が思い浮かびます。私もガム以外は全部好きですが(タバコはすでにやめて久しい)...
無人島に一つだけ嗜好品の持ち込みを許可されるとなると、あなたなら何を選びますか?
私ならコーヒーを選びます。 とはいうものの、私は違いの分からない男なので、豆とかにこだわりはありません。極端な味でなければ、それこそドトールのブレンドのようなやつであればGood enoughです。
さらにドーナツがつくと言うことなし。
それでダンキンドーナツにコーヒーを提供するJMスマッカー(SJM)、JMスマッカー(SJM)、私立探偵御用達銘柄へで書いたように、BIG HEART PET BRANDSを買収しています。そういえばペットというのも、人を人たらしめるものですね。
この買収の結果によりバランスシートがどうなったのか興味があったので調べました。
数値はSJMの四半期レポートより |
数値はSJMの四半期レポートより |
Q1の結果は悪くなかったようです。VS LYでみると、
U.S. Retail Coffee
Net Salesは12%増。これはおもにDunkin’ K-Cup packetを米国とカナダの小売店やグローサリーストアーで販売開始したためです。Folgersコーヒーのボリュームは減っているようですが、これは残念。
U.S. Retail Consumer Foods
ピーナッツ・バターやジャム等ですが、Net Salesは横ばい。
U.S. Retail Pet Foods
Net SalesはMid Single digitの増加。Natural Balanceブランドの配荷とMilk Boneドッグスナックの好調さが寄与。
International & Food Service
Net Salesは7%増、ただしそのうち7割はBIG HEART PET BRANDSの追加によるもの。先日カルディーコーヒーファームでSJMのグレープジャムを売っているのを見かけた…うーん、グレープかあ。
というわけで、コーヒーにピーナツバターにジャム、ペット…普段意識しないまでも、これらがどれだけ人生を豊かにしているか…隙あらばポートフォリオに追加したいですね。
にしてもだ、なにゆえ日本にダンキンドーナツがないんだろう…
情報開示:この記事を書いている時点でSJM22株保有
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