2021年11月7日日曜日

『いざ・波』の2021年10月

来るべき(もはや到来済み)日本での少子高齢・多死社会を見据え、一見ネガティブに見えるその潮流を逆手にとって資産を築くことを目論んいる『いざ・波』ファンド。

令和三年十月の結果を確認します。

なお『いざ・波』の名前の由来はこちら





今年も残すところあと2か月。とくに動く予定も予感もなし。

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少し前に財務次官の矢野氏が「文芸春愁」11月号に寄稿した件が話題になっていましたね。国と地方の長期債務を合わせるとGDPの約2.2倍なのに、選挙戦を前に与野党が打ち出す政策はさながらバラマキ合戦で、このままいくと国家財政は破綻する、ってやつです。


国家財政破綻ってのは、私が投資を始めた15年くらい前にも既に大声で論じられていましたし(じゃなかったでしたっけ、なにせ私は藤巻健史氏の本を読んだのがきっかけで投資を開始したからなあ)、海外のヘッジファンドが日本国債売りをしているという話もちらほら聞いたし(結果は大損だったらしいとも)、ああ、そういえば『日本国債』という小説もありましたね。読んでいないけど。

このままいくと、日本の国家財政が破綻してしまうのかどうかは、私にはさっぱりわかりません。ただし山本一郎氏が文春オンラインに書かれていた『お前らの薬が届かない」新型コロナ対策ではない、もうひとつの医療危機』を読むと、ちょっと冷や汗がでてきますね。

なるほど、最近の薬品会社の不祥事は、ここらへんに原因があるわけですね。

いまある医療サービスレベルの引き下げか、もしくはさらなる社会保険料の引き上げか、というのは山本氏が指摘されているように、政治の問題ですね。我が国の現在のサービスレベルを断固死守する、そのかわり各個人の平時の負担は増えますけど・・・ VS. それじゃ経済も文化もなにもかも意気消沈してしまい、結果的に国は衰退するから、サービスレベル低下もやむなし、しかし平時の国民負担はこれ以上重くはしませんぜ、みたいな感じですかな。

あるいは、この二項対立ではない、なにか3つ目の方法があるか。
 
でも、確かに衆院選挙でここらあたりが争点になった気配はありませんね。

おれたちは南方で必死で戦っているわけでございますから、この期に及んでソ連の参戦の可能性なんて言いだすなよ!っていうメンタリティですね。

ま、マキャヴェリが言っていたように、人々はいま当たり前のこととして享受しているサービスや権利を奪われることに強い抵抗を示すので、サービスレベル引き下げは政治家としては難しいでしょうな。

おまけに、重要な指摘や提言をした人物の会社の製品を買うのをやめろー、とかいう、なーんの解決にもつながらない反応を示す人々が多いようなので、余計に難しい。

個人でできることとしては、なるべく医療のお世話にならないで済むよう、健康に留意することくらいですかな。なんでこんなこと書いているかというと、とうとうテニス肘の痛みがひどいことになってしまったので、テニスはお休みして接骨院で治療に専念をする羽目に陥っているからであります。

体を動かすにはいい季節なのに欲求不満はたまるし、テニススクール代は払わなけりゃならんし、治療代はかかるし、阪神タイガースはペナントを逃すし、おまけに『いざ・波』の評価額は下がり続けるし、散々な神無月でした。でもいまキチンと治しとかないと・・・。

なんか楽しいことないかなあ。


【Appendix】








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