2021年5月2日日曜日

サードマンの収入明細(2021年4月)

我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら



黄色は新規獲得、青は放出、紫は一部放出、緑は追加獲得

4月はNo Action。

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子供たちと一緒に近所の公園に行き、ムスメ(6.2歳)に鉄棒のお手本を見せようと飛び乗った瞬間に、コートに忍ばせていたバーボンウイスキーのポケット瓶がポトリと落ちてしまい、周囲にいたお母さま方との間にビミョーな空気が流れてしまった・・・。子供たちよ、新しい公園を探しに行こう。

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ムスメとムスコの教育資金のための作戦『汝の父を敬え』で、投資信託以外に月々積み立て投資(私は投資と認識している)をしているものにユニセフ・マンスリーサポートがあります。

ユニセフニュース


今月より、それにプラスして認定NPO法人夢職人のTable for Kidsのマンスリーサポートにごくごく些少ながら「投資」することにしました。

なんといいますか、私が自分の子供たちに提供できることと言ったら、「笑・食・眠」くらいかなあ、と日々痛感しています。あんまり自慢できる人生を歩んできていないので、これだあ!と子供たちに教えたり伝えたりする技量や知識を持ち合わせていない。

鉄棒をすると良からぬものがポケットから落っこちたりするし。

であるならば、少なくともウチにいるあいだは、子供たちをたくさん笑わせて、楽しくご飯を食べて、たっぷりと安心して眠ってもらえることに全力を注いでいます。これに集中するしかオレにはないなあ、というのが正直なところです。

そして、できるならすべての子供に暖かくて楽しい食事をとってもらえたらなあ、と思います。今回そのようなプロジェクトに取り組まれているTable for Kidsの存在を知ったので、おお、こりゃ素晴らしい発想+行動力だ、と感嘆し、かような発想力も行動力も持ち合わせていない私としては、月々プロジェクトに「投資」させていただくことにしました。

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私が投資先、ことに株価指数に関して大いに米国寄りなのは、過去の株価や指数の基準価格の結果が良かったからではありません。かの国の人々・社会が有する、他の人々に対して出来うる限りフェアであろうとする姿勢に信を置いているからです。

ウォーレン・バフェットがビル・ゲイツと共に2010年に中国を旅行したときに、三峡ダムの開発現場に訪れました。そのとき10人の引き人がひっぱる舟に乗っていったようですが、バフェットはその夜、その舟をひっぱっていった若者のなかにも機会さえあれば、もうひとりのビル・ゲイツがいたかもしれないと発言したそうです。(*)

機会がフェアに与えられる国(地域)こそが持続的に強さを保つ、と私は考えています。

人それぞれ能力に違いはあります。ですのでいろんな場面で差がついてしまうのは仕方がないです。ただ独立できる年齢に達していない子供たちや若い人にはなるべくフェアでありたい、とくに食事とかのベーシックなところでは、と考えます。コロナ禍でいろいろ苦しいケースが出てきているようですが、こんなことで機会が奪われしまうのを傍観しているのはちょっとたまらないですね。ハラがへってはイクサはできん。

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で、こちらの認定NPO法人夢職人さんは江東区を中心に活動されているようですが、私は転職して東京に来てすぐの頃、仕事で電話したバイク便の受付の女性に向かってクールに「急ぎの配達を依頼したい。場所はエトウクのXXまで・・・」と言ったところ「コウトウクのXXまでお急ぎですね、確認しますので少々お待ちください」と爽やかに訂正されてしまったことがトラウマとなっており、いまだに江東区を訪れたことがありません。あ、ビッグサイトには行ったことあったか。

やれやれ。機会があったらなんかおいしいものでも食べに行こう。

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え? ウチの子供たちへの金融教育? うーん、それが一番の苦手分野だなあ。NVICの奥野氏が『先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?』の2031年度改訂版を出版してくれることを期待しましょう。


【4月に読んだ本】



 

『僕は飛び降りた・・・・・・』そこまで言って自分を抑え、目を逸らした・・・・・・『らしいです』

ジョゼフ・コンラッド 『ロード・ジム』 柴田元幸=訳 河出文庫

  
今月はこれ1冊。ヘミングウェイやスコット・フィッツジェラルド、グレアム・グリーン等の作家、さらには映画監督のコッポラに大いなる影響を与えたコンラッドだけあって、読み応え十分。というか消化不良。

若き航海士ジムが乗った老朽船パトナ号は、ある夜インド洋を航海中に何かと衝突し、浸水。まだ寝静まってる、マレー半島からアラビア半島へ巡礼で向かう乗客の数は800人。しかしボートは7隻。気がつくとジムは、船長たちが我先に用意したボートに飛び乗っていた。

パトナ号は結局沈まず乗客は全員救助され、ジムたちは裁判にかけられる。そしてその後ジムは自身を世界から追放しつつも常に自分の過去と対峙せざるを得ず・・・

とてもヘビーな小説でした。また再度読むことになると思います。翻訳はとても読みやすかったし。

にしてもね、ジム閣下、21世紀のどこかの島国の投資信託業界ではパトナ号から飛び降りても屁とも思っていない業界人がほとんどで、というか飛び降りることが前提で成り立っているようなありさまで・・・

あまりにもお粗末で小説の題材にもなりませんぜ。

情報開示:江東区は読み間違えましたが、大阪市東住吉区の杭全は読めます。

(*)アリス・ショローダー 『ウォーレン・バフェット伝 スノーボール〔改訂新版〕下』 伏見威蕃・訳 日経ビジネス人文庫 P.144 

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