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2月もあっという間に過ぎ去っていきます。寒い風が吹いたりしましたが、そんななかでも少しばかり春の気配が感じられるのがこの時期のいいところ。
プロ野球もメジャーリーグもキャンプが始まり、私もそれにあわせてランニングを開始しています。なにせ、去年の夏は体力不足でえらい目に遭ったし、秋にはテニス再開を目論んでいます。
ランニングは土曜か日曜に、週に一度のペースですが、なんとか時間を捻出して週2回にしたい。筋トレも開始、自宅で自重ですが。緑健児氏の動画を見ながら踏ん張っています。
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今月読んだ本。
「それから、夜遅くに電話すると迷惑かな?」トビーはついに尋ねた。そんなことが可能なら、いっそう実務的で地に足がついたような口調になるように努めて。
「ひとり暮らしよ、もしそういうことを訊きたいなら」エミリーは言った。
そういうことを訊きたかったのだ。
ジョン・ル・カレ著の『繊細な真実』(加賀山卓郎・訳、ハヤカワ文庫)の素晴らしいところは、とてもヘビーなテーマを扱っているにもかかわらず、何気にほっとするやり取りがさりげなく挿入されているところですかね。ル・カレの場合、上記作品のみではないですが。
素晴らしい小説でした。
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『日本の神々』は、先月書いたようにローカルな風土伝承方面も何か読んでみようかと考え末、ピックアップ。
古代の日本の夜は賑やかで楽しそうだな。コチラを読むと『古事記』や現在に伝わる神道が、清書されてタイプされて漂白されたシロモノに感じます。
海の彼方への期待は島に生きるものにとって免れることのできない宿命だった
とあるように、古来から日本人は海の向こうに万物発祥の地があり、火や稲など豊穣をもたらすものはもとより、ねずみやイナゴとかの災害をもたらすものも、そこからやってくるという信仰が根付いていたようです(常世、マレビト)。渡来人そのものを神と祀る場合もあったとか。
じゃ、ゴジラやランディ・バースもその流れを汲んでいるのかな。
これの弊害の一つとして、海外のものや人を、やたら持ち上たりすることが挙げられますかねぇ(逆もしかり)。投資関連に絞ると、やれ米国人の金融リテラシーは高いだの、アジアの富裕層に学べだのがありますが、個人的には、一般市民レベルに限ると、日本人も他の国の人もあんまり変わらんと思う。あんなのは単なる商売上のフレーズに過ぎん。
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親戚から不要になった絵本をどっさりいただいたのですが、『くまさぶろう』はそのうちの一冊で、私のお気に入り。
この1978年出版の絵本の素晴らしいのは、昭和の商店街の生活感あふれる雰囲気が生き生きと描かれているところです。しんねりむっつりなショッピングモールより、こっちのほうが好みだな。
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今月購入したCD。
やっぱ、洋楽は80年代ですな。私は『Say it Isn't So』が病的に好きでした。
田舎の中学生だった私は、UDIIに録音したホールアンドオーツをカーオーディオで聴きながら、海沿いの道を未だ見ぬ彼女を乗っけてドライブするという妄想を掻き立てていましたね。
結局、その頃の未来に私が立つことはありませんでした・・・。
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3月は定期獲得の月です。まだ何の銘柄にするか悩み中。
情報開示:特になし
サードマンの収入明細の履歴はこちら。
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