2024年1月20日土曜日

次の10年に向けてのプレ・シーズン

The big money is not in the buying and selling...but in the waiting.

Charlie Munger

次の10年に向けての雑文(1) ーカタリストとしての株式投資ー』で書いた通り、今後は5月をThe 3rd Man's  Fundの年度の始まりとします。ということは2月~4月は第四四半期になりますが、ファンドのInceptionからこの4月末で丸10年を迎えるので、5月からは投資活動における新たなシーズンが開幕という気分になっており、それまではプレ・シーズンで慣らし運転期間と位置づけたいと考えています。新たに投資方針も策定したこともあるので、これで本当に違和感がないかを確認することになりますね。 

といっても現状の株式市場の相場水準を鑑みると、ほとんどアクションを起こす機会はなさそうです。逆に、機会を待ち続けることに自身をどう慣らせるか・・・が焦点です。

といっても現状の株式市場の相場水準を鑑みると、ほとんどアクションを起こす機会はなさそうです。逆に、機会を待ち続けることに自身をどう慣らせるか・・・が焦点です。

まだ1月は10日ほど残っていますが、今後少し仕事が忙しくなるのと、来週から米国企業の決算も始まるので、いまのうちに現状確認。

The 3rd Man's  Fundのポートフォリオは以下の通りになっています。 (1/20時点、1ドル148.15円で計算)



ROCE(私の計算)は過去10年のMedian、Debt/Equity Ratioはモーニングスターからとってきています。




計15社。

もしプレ・シーズン中に動くことがあるとすれば、最初の10年での最大の失敗であるMcCormick & Company, Inc.(MKC)(『次の10年に向けての雑文(2) ー最大の失敗ー』)を一部放出し、投資方針にミートする企業の株式の株数を追加、もしくは新規のものを獲得するくらいです。

株価水準でみてみるとストライクゾーンに入っているのはSHOEI(7839)だけですが、これは昨年末ある程度まとめて獲得したばかりなので、いまのところは見送り続けています。それ以外だとチャンスがありそうなのはLandstar System, Inc. (LSTR)くらいですかね。新規で獲得候補として対象になっているのはFastenal Company(FAST)とOld Dominion Freight Line, Inc (ODFL)の2社なのですが、これもストライクゾーンから大きく外れています。

今回策定しなおした投資方針は、最初の10年間の私の投資活動の反省を踏まえて作成されているので、いかに衝動的に投資してしまわないかに主眼がおかれています。なので、しょうがないですね。

投資先の企業に対しては、各々のストライクゾーンを支配し、操ることを要求します。その一方でサードマンもファンドマネジャーとしてストライクゾーンを支配し、操らなければなりません。打てる球が来るまでひたすら忍耐です。

ついつい基準に満たされていないのに投資しそうになった時は、当ファンドの特別顧問(勝手に認定)である元アスレチックスのスコット・ハッテバーグ氏(2002年シーズンの“初球を振らない率”アメリカンリーグ第一位、“見送り率”リーグ第三位)を思い起こすために、アスレチックスのキャップを被ることにしよう。

わざわざそのために買ったぜ。



でもThe 3rd Man's  Fund以外では、毎月せっせと投資をします。

【教育準備金】

汝の父を敬え」作戦の投資信託の積み立てですが、NISAが新しくなったのを受けて1月分より以下のとおりマンスリーで設定しています。

積み立て投資枠

  • 楽天・S&P500インデックス・ファンド (1st Front)
  • コモンズ30 (1st Front)
  • 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね (2nd Front)

成長投資枠

  • スパークス・新・国際優良日本株ファンド (2nd Front)

インデックス投信に関しては、法が人を裁く国/地域、個人が尊重されている国/地域(あくまで比較的にはなりますけど)のものに投資することを優先しています。

逆に人が法を裁く国/地域、または因習が人を裁く国/地域の指数は遠慮させていただいています。別に好き嫌いでなく、そういうところは長期的にパフォーマンスが悪いと考えるからです。

【老後準備金】

企業型確定拠出年金の商品ラインナップにはコレといったアクティブ投信や米国の株価指数に連動するインデックス投信がなく、しかたがないので、ぐるんぱのようにしょんぼりしながらMSCIコクサイ指数に連動するものを積み立て中です。しょんぼり、しょんぼり、しょんぼり。

欧州の国々は、伝統としがらみと妙な意識の高さが個々の企業や個人を縛っている傾向が無きにしも非ずなので、あまり気が進まないところではあるのですが。

ささやかだけれど、役に立ってほしいこと】

上記以外の「投資」は下記のプログラムを通じて行っています。


【本質をつかむための知識習得】

課題図書のアップデート。読む順番は変わる可能性高し。

サイエンスは:

  1. 種の起源 / チャールズ・ダーウィン(読了)
  2. 利己的な遺伝子 / リチャード・ドーキンス (第9章の途中)
  3. 大学生物の教科書シリーズ / デイヴィッド・サダヴァ
  4. 教養としてのエントロピーの法則 / 平山令明
  5. 進化と人間行動 / 長谷川寿一・長谷川眞理子・大槻久
  6. ゾウの時間ネズミの時間 / 本川達雄
  7. 生物と無生物のあいだ / 福岡伸一
人文は:
  1. 人類の起源 / 篠田謙一 (読了)
  2. 神々の沈黙 / ジュリアン・ジェインズ(読了)
  3. 言語の本質 / 今井むつみ、秋田喜美 (第5章の途中)
  4. グロース「成長」大全 / バーツラフ・シュミル
  5. 銃・病原菌・鉄 / ジャレド・ダイアモンド
  6. 世界史 / ウィリアム H. マクニール
  7. 大国の興亡(上巻) / ポール・ケネディ (一度読んだことあり)
  8. 日本社会の歴史 / 網野善彦
  9. 岩波新書の日本近代史シリーズ (いちど太平洋戦争まで読んだ)

情報開示:面倒くさいのでSkip

過去の四半期レポートはコチラ

特別顧問ハッテバーグ氏の雄姿!




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