我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら。
黄色は新規獲得、青は放出、紫は一部放出、緑は追加獲得 |
6月は四半期の定期獲得としてeBASE(3835)を追加獲得しました。
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来るべき(もはや到来済み)日本での少子高齢・多死社会を見据え、一見ネガティブに見えるその潮流を逆手にとって資産を築くことを目論んいる『いざ・波』ファンド。
令和四年の六月の結果を確認します。なお『いざ・波』の名前の由来はこちら。
6035は、副社長(すでに辞任)のインサイダー疑惑で株価が大きく下がっています。一時期は平均取得価格の10倍まで株価が上昇していましたが、いまは+72%程度まで下落しました。
とくにビジネスがビジネスだけに信頼を失っており、それが今回の株価の大きな下落につながっています。
ただ個人的には、現在の株価は、私の水準では取得価格に対してそれでも上出来なレベルで、なおかつその事業における独占状態(とくに情報)、ならびに同社が日本の資本主義にもたらす価値を考慮し、なおかつ日本における市場の長期的潮流を加えると、正直買い増ししたいくらいです。いや、まじで。てなわけで売る理由はまだなく、ひきつづきホールドです。
6184は、同社のCEOである清水CEOの堅実なお人柄(同社の株主総会には2回参加したことがある)と、同社の事業の価値を再度見直したので、ふたたびポジションをとることにしました。清水CEO、並びに鎌倉新書自体は踊っていません。あくまで踊っていたのは過去の株価です。
てなわけでポートフォリオをみると、構成企業の割合がちょうどいい塩梅になって私としてはComfortableです。けっこう強いところがそろったと思うのですが、どうでしょうか。
【今月読んだ本】
仕事がきつくなるとなぜかカーヴァーの短編集が読みたくなります。『大聖堂』は、たしかに円熟味があり、初期のころのあの読者が放り出されてしまうような感覚はないですね。どちらがいいかは純粋に好みの問題かと思います。でも、この短編集は素晴らしい。
『李歐 』は約22年ぶり再読。いったい高村さんはどんな人生を歩んでこられてきたのだろう。
辟易する一歩手前でとどまっている拳銃や精密機械に関する微に入り細を穿つ描写、大阪の準工業地帯とキタのネオン街でうごめく諜報活動、アジア近代史、漢詩、資金繰りに追われる町工場とそのわきに立つ桜、そしてその樹の向こうに広がる、茫洋たる大陸の蜃気楼・・・。
じつは『李歐 』を読了後、別作家による重厚な作品として名高い小説を手に取ったのですが、内容がスカスカに感じられたので、途中で放り出してしまいました。高村氏の作品があまりにすごすぎるのだろう・・・
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