タイでは耕うん機のことを「KUBOTA」と呼んでいます。
2015年当時のクボタの社長、木股氏の講義より 『京都大学で学ぶ企業経営と株式投資』奥野一成・川北英隆〔編著〕きんざい
キャリア・グローバル(CARR)を全放出して、それを元手にトラクタやコンバイン等の農業用機械や、水・環境関連の製品や設備を扱うクボタ(6326)を獲得しました。
6326は西日本の片田舎出身の私としては幼少のころからよく知っている企業でしたが、株式投資の対象として意識し始めたのは、
こちらの本の第2章を読んでからになります。
6326の投資先としての魅力に関しては同書を手に取っていただくか、あるいはNVICの農林中金<パートナーズ>おおぶねJAPANの2021年1月の月次レポートを参照していただくのがよろしいかと思います。
食はもちろん、水も人類にとって大事なテーマですからね。以前から投資するにあたり水というものは意識していたのですが、ストレートに水メジャーや水道関連企業に投資するよりも、その前後に漢字一文字つけたほうが投資先としての魅力が増しますね。
例えば、治水とか浄水とか。
ちなみに以前、治水を意識して技研工業を調べようと思いたってYahoo! Financeのアプリで技研と打ち込んだら、なぜだかKeeper技研が出てきて、おお、このお店上場してたのか!と知ったついでについ投資してしまったら、悪くない結果になっております。世の中そんなもんです。
話がそれた。
食と水にプラスして、6326は北米での住宅周りの機械(芝刈り機とかユーティリティービークルとか)もカバーしているので、『令和の改新 その4 - 巨鯨現る -』あたりの恩恵も十分受けます。
クボタの2021年12月期第1四半期の決算補足説明資料より |
というわけで最近の株価の下落を受けて獲得。
RevenueとOperating Margin、それから経営効率の指標の推移は以下の通り(数値のソースはモーニングスター)
一方のCARRは2020年の4月21日に獲得し、約420日保有して放出となりました。CARRは旧ユナイテッドテクノロジーズからスピンアウトしたばかりだったので、1・2年様子を見ようと考えていたところ、あれよあれよという間に株価が取得時より3倍に上がってしまったのと、どうにも保有していてもアニュアルレポートを読んでみたいという意欲がわいてこなかったので全放出と相成りました。どうせならもっと株数を持っておくんだったなあ。
もうCold Chainはエマソン(EMR)だけでいい。
てなわけで、今後は新幹線に乗るたびに、窓の外のオレンジ色のトラクタを数えることになりそうです。
情報開示:この記事を書いている時点で6326 x 200株、EMR76株保有
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