割安な株を探すのではない。よいビジネスを探すことが重要だ。売りたたかれているビジネスへの投資は破滅につながることがあるが、よいビジネスへの投資にその心配はない。
フランチェスコ・ガルシア・パラメス(スペインのベスティンバー・アセット・マネジメントの元最高責任者)の言葉。Ronald W.Chan 『価値の探究者たち』山本御稔/小林真知子・訳 きんざい2019年も残すところあと3か月をきりました。
この3か月前、どんなことがあったかな。
米中貿易の摩擦懸念は日めくりで大きくなったり小さくなったりし、それで一喜一憂するのはバカバカしく、断言できるが一年後には、そんなことあったっけ?となっておることでしょう。
ちなみに一年前の同四半期の世界情勢を覚えていらっしゃる方いますか? それが保有株式にどんな影響を与えていますかね?
そもそも日本列島に住んでいると、いろいろあっても一発の台風で全部チャラみたいな感じになってしまいます。そりゃ、どうしても、その日暮らし的なメンタリティになってしまいますわな。
消費税が増税となりましたが、ま、ネガティブな影響が顕著になっても自然災害のせいにされそうな気がしますね。いつものことですが。
個人的には、ひたすらニッポンの夏、キンチョーの夏を堪能した3か月でした。
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期間中、「令和の改新」の一環としてレストラン・ブランズ・インターナショナル(QSR)、フロントドア(FTDR)を獲得し、ヘルメリッチ&ペイン(HP)を放出しました。また定期獲得としてアリアケジャパン(2815)が加わっています。
その結果、The 3rd Man's Fundのポートフォリオは以下の通りになっています。
計24企業。前期より2企業増えています。うーむ、一時期は名ばかり管理職っぽい存在だったウォルマート(WMT)やプロクター&ギャンブル(PG)が頑張っています。かわってアルトリアグループ(MO)が窓際におしやられ、非常階段でタバコを吸っているようですな。お局様や、きらめく若手社員たちから煙たがられております。
そういうときもあるさ。
期間中The 3rd Man's Fundの資産は以下の通り推移しました。
期間中いざ・波の資産は以下の通り推移しました。
以前に勤めていた会社(連続増配のグローバル・ヘルスケア企業)のEmployee Stock Purchase Plan (ESPP)を通じて購入した株式があります。こちらはDripで自動的に再投資が行われるので、完全放置状態です。
2019年Q3はDripにより4株増加しています。
ちなみに農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンドの名前が「おおぶね」に変更になったようです。
それでいくと私のなんて、規模的には「ささぶね」で質的には「どろぶね」ですな。とくれば「価値価値山(カチカチヤマ)」っていうのはどうだろう。ボーヤ、いい子だ、ねんねしな。いっそのこと、最近読んだ「白鯨」にちなんで、「ピークオッド号」にしようかな。いや、あれは英語文学の三大悲劇や、あかんがな。名前はこのままでいこう。
ムスメ(4.5歳)とムスコ(1歳)の教育資金のための作戦『汝の父を敬え』。こちらの2019年Q3も、一度も積み立てをSkipすることがなく無事終了しました。ムスコは褒められることよりも笑われることに意義を感じているようで・・・関西人の血か?
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『令和の改新、最終章 -作戦術の導入ー』で書いた3つの作戦のQ3での割合は以下の通りです。これからはすこしMarsに注力ですね。
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というわけで、そろそろ年末年始の計画をたてねばならぬ時期になってきました。幼い子を抱えての帰省ってオオゴトなんだよな。10月、11月は体力を蓄える月です。涼しくなってきたし、おとなしく思索にふけるとするか。
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