2017年4月30日日曜日

サードマンの収入明細(2017年3月)と、投資家K.の株主総会初参加の話

我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら




マコーミック(MKC)の楽天証券で保有している分の配当がまだ振り込まれていません。来月に計上かな。

☆☆☆

イザナミは、
「愛する私の夫イザナキよ。あなたがこんなしうちをするのなら、私はあなたの国の人間を一日に千人殺してやりましょう」と宣告した。
 これに対してイザナキは、
「最愛のわが妻イザナミよ。おまえがそうするのなら、私は一日に千五百もの産室を建ててやろう」と言い返した。
 その結果、この国では一日に必ず千人死に、一日に必ず千五百人生まれることになった。
角川書店編 『ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 古事記』 角川ソフィア文庫
日本列島を生んだイザナキ・イザナミ夫婦の黄泉平坂での最後のやりとりである。どうして夫婦仲がここまでこじれてしまったのかは『古事記』を紐解いてもらうとして・・・

それからどれくらいの月日が過ぎ去ったのであろうか。とうとう「この国」は、一日に千人が生まれる一方で、千五百人が亡くなるようになりました(あくまで象徴的な意味です、念のため)。多死社会の到来です。

それによって列島にもたらされるであろう「イザナミ景気(社会)」に備え、『投資家K.の日本株式投資録』分野では、鎌倉新書(6148)を旗艦銘柄に位置付けています。

その鎌倉新書の株主総会に出かけてきました。4/21(金)に有休を取って。私にとっては初めての株主総会出席です。

実は1年前に日本管理センター(3276)の株主総会に出席できず、涙をのみましたからね(参考記事:『サードマンの収入明細 (2016年3月)』)。一年ぶりのリベンジです。いざ、征かんや。


しかし株主総会なんて生まれて初めてです。「なに着ていったらええんや?」と悩んでしまったぜ、随分久しぶりに。結局普段着のジーンズにスニーカー履いていったけど。普段着というか、最近仕事もこんな格好。

慣れない場で挙動不審なことをしてしまわないよう注意しながら、大きめの会議室みたいな場所に案内され、着席しました。開始まですこし時間があったので、受付で配布された『今は亡きあの人へ伝えたい言葉 7』という冊子を何気にパラパラめくって、P.34の堀井彩鈴さん(18歳)が書かれた『めいちゃん。』という作文に目を通していると・・・

あかん、不意に目頭がツーンとなってしまって、あやうく落涙しそうに・・・

今日は総会であって葬儀ではない。いきなり出席者が慟哭していたら、いくら鎌倉新書とはいえ、経営陣もおったまげるだろう。それこそ挙動不審で、なにもかもぶち壊しではないか。

必死に涙をこらえて歯を食いしばっているうちに、私の人生初参加の総会は粛々と開始され、整然と進行し、つつがなく終わっていった。

かように、わたしにとって株主総会とは涙なしでは語れない、なかなか一筋縄ではいかない存在である。いちおうせっかく参加したんで頑張って質問とかしたんですけどね、こういう状況だったんで何を訊いてどういう答えがかえってきたんだか、よく覚えていない。

でも確か参加者はせいぜい30人程度(涙で目が曇っていたから不確か)で、こじんまりとしていました。経営陣の顔が見られたのは、よかったですね。日本で米国の大企業だけに投資していたら、なかなか得られない経験です。

☆☆☆

今月読んだ本。





 昨日と同じ一日を過ごすこと、これが小父さんにとって最も大事な留意点だった。同じ時間の起床と出勤、同じメニューの昼食、同じラジオのスイッチ、同じ「おやすみ」の言葉。

小川洋子 『ことり』 朝日文庫

『ことり』はずいぶん前に購入していたのですが、ムスメが熱を出して看病した時に読みだしました。

この世の中、「かわらなきゃ」だの、「気づかなきゃ」だの、「ちったあテメーのアタマで考えて今日と違う明日にせえへんとアンタらドツボやで、ほんならな」とかいう人と、「変わらなくてもいいじゃないか、なんでそんなに肩ひじ張る」というか、そもそも変わろうとか意識することすらない人の割合はどれくらいなのだろう。

私はどちらかというと後者です。まあ、あんまりなにもしないとアレなので(先日も会社の隣の席の人が戦力外通知を受け、去っていった)、適度に世の中に調子を合わせていますが。

この本を読んでから、ムスメと散歩しているときは、鳥の姿を追いかけて、梢を見上げるようになりました。うちの近所とか、わりとメジロがいるんですよ。

よい小説です。小川さんの書く静謐な物語は朝日文庫の活字とぴったりあってて尚好。彼女が怪獣小説『こじら』とか書いたら、是非とも読みたいですな。

『日本社会の歴史(上)』は、一月以来日本神話関連の本を読んでいて、あらためて日本史を復習したくなってきたので手を出しました。(上)は平安時代初期まで。面白いですねー。

魏志によると、すでに弥生時代の後期の列島西部では、集会の席で人々は老若男女問わず(子供を含む)みんな酒をよく飲んでいたのだとか。日本で飲酒に対する意識が緩いのもうなずけます。

海外(おもに中国)から最新の思想/政治/統治の体制/方法をコピーし、列島にペーストしようとした勢力と、それを懐柔し骨抜きにしようとした土着の勢力の争いというのは、こんにちの日本の外資系企業でもよく見られますね。

あとね、奈良時代の施政者の皆さん、マルクスっていう人がね、墾田永年私財法的なものが発展・成熟すると、結果的に班田収授法的なものに変わるって言ってたらしいで。『資本論』読まなかったの?

あ、そうか。『資本論』はきみたちの時代の千年後に書かれたんだっけ。ちなみにオレも読んだことないけど。

で、ちょっと真面目な読書が続いたので、反動がでてしまい、現在以下の本を読んでいます。 


 
Bukowskiの作品は、柴田元幸さんをはじめ、たくさん翻訳が出ているようですが、こういう本はやっぱ原文で読むのがイチバン。とくにこれは一話数ページの短編集で、でてくる単語そのものに限れば、本当に中学英語レベル。スラングというか、破壊力満点な表現がバリバリでてくるけど。

いや、オレもトランプ氏に投票した人たちのこと、とやかく言えませんわな。

でも一話一話はぶっとんでいるのだが、読み進むにつれ、たんに破天荒なだけではない何かがジワジワ心に染みてくるのが不思議です。


情報開示:この記事を書いている時点でMKCx101株、3276x300株保有

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