元来日本人には理想なく強きものに従ひその日その日を気楽に送ることを第一となすなり。
永井荷風 『摘録 断腸亭日乗 (下)』 磯田光一・編 岩波文庫
この言葉は、もともとはNHKスペシャル『カラーでよみがえる東京~不死鳥都市の100年~』での引用で知りました。
2015年12月22日の日本経済新聞一面トップに米マクド(MCD)が保有する日本マクドの株式(2702)を売却するため、大手商社や国内外の投資ファンドに打診を始めたという記事が記載されていました。
少なくとも一〇歳は若く見える三九歳のアインホーンは、グランド・セントラル駅から数区画のオフィスに座って、何を話そうかと考えていた。わずか七人のアナリストと、ひと握り支援スタッフだけが働くか彼の会社、グリーンライト・キャピタルには、リラクゼーション・スパのように平和な静けさが漂っていた。誰も取引注文を叫んでいないし、誰も同僚とハイファイブをしていない。
グリーンライトは投資に対する忍耐強い知的なアプローチで有名だった。
アンドリュー・ロス・ソーキン 『リーマンショック・コンフィデンシャル 上』 加賀山卓朗・訳 ハヤカワノンフィクション文庫
2015年12月16日の日本経済新聞朝刊の『米大物投資家の苦戦に学ぶ』という山下晃氏の記事によると、リーマン・ブラザーズを空売りして一躍名をはせたアインホーン氏が率いる主力ファンドの年間運用成績が今年マイナスになりそうとのことです。もしそうなれば1996年の運用開始以来2回目です。大きな原因のひとつは資源価格の下落とのことだそうで…ほほう、そうか、彼はエネルギー関連に強気(だった?)なのか。
2050年に世界人口は100億人に迫る。その胃袋を満たすには、今より6割の食糧増産が必要だ。限りある資源で、食糧危機は回避できるのか。世界で答え探しが始まった。
『新産業創世記 ケタ違いの衝撃4 食糧危機が好機』 日本経済新聞 2015年12月2日
上記の記事では、昆虫食のベンチャー企業が紹介されていました。コオロギの100グラム当たりに含まれるプロテイン量は、牛肉や粉ミルクと同じらしいです。そのうちコオロギのどアップの写真入りプロテイン飲料が発売されたりするかもしれません。ネスレとかもコオロギエキス入りミロなんかを出したりして。
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