2019年6月8日土曜日

酒と薄暮の日々 -サードマンの収入明細(2019年5月)-

我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら



黄色は新規獲得、青は放出、紫は一部放出、緑は追加獲得

今月(というか記事を書いている時点では先月)は、元号が新しくなった記念としてペットIQ(PETQ)を特別獲得しました。

***

 牡蠣には濃厚な海の味わいに加えて微かに金属的な味わいがあったが、それを白ワインで洗い流すと、海の味わいと汁気に富んだ舌ざわりしか残らない。それを味わい、殻の一つ一つから冷たい汁をすすって、きりっとしたワインの味で洗い流しているうちに、あの脱力感が消えて気分が良くなった。私はこれからのプランを立て始めた。
ヘミングウェイ 『移動祝祭日』 高見浩・訳 新潮文庫

5月は大型連休がありました。引っ越したばっかりなので忙しく、ワイルドワイフの実家近所の海辺で遊んだ以外は、引っ越しの片付けと近所の河原や公園で遊んでいるうちに、休みは過ぎ去っていきました。

ニガダンゴを食べた太陽 by ムスメ(4歳)

この5月から梅雨にかけてが私が一番好きな季節です。日が長くなり、6時ごろ帰宅しても、まだまだ暮れなずむ風景が楽しめます。暑すぎず、まだ蚊もさほど多くなく。とくに梅雨の合間の晴れ間での薄暮のもと、ベランダに出て、桃やサクランボ、あるいはミニトマトなんぞを齧りながらお酒をちびりちびりとやるのが最高です。

ビールもいいのですが、それは本格的な夏の到来まで待つとしよう。やぱりこの季節は、きりりと冷えた白ワインしかない。

などと書くと、いかにもワインにこだわっているように聞こえるが、実のところ普段家で飲むワインは高くてせいぜい1本千円ちょいくらいまでです。駅と自宅の間のスーパーで適当に見繕っていろいろ試しています。

でも結局は白ワインだとバロン・ド・レスタック(日欧EPA万歳)、赤ワイン(もっぱら冬に飲む)だとコノソルのカベルネ・ソーヴィニョンを選ぶのが多いですね。

1本1,000円程度で、お勧めの白ワインがありましたら、ぜひ教えていただきたし。

今月読んだ本



 旧式のボルボにはまだカセットデッキがついていた。一山のカセットテープが、ものいれに入っていたが、雨田は内容も確かめず、手探りで適当な一本を選んで、デッキに突っ込んだ。一九八〇年代のヒットソングが入っているテープだった。デュラン・デュランとか、ヒューイ・ルイスとか。ABCの「ルック・オブ・ラブ」がかかったところで、私は雨田に言った。
「この車の中は進化が止まっているみたいだ」

村上春樹  『騎士団長殺し 4 遷ろうメタファー編』 新潮社文庫
連休中に近所のおいしい家庭的なイタリアンレストランへ食事に行ったのですが、店のBGMに80'sの洋楽ばっかりかかっていました。そういう有線チャンネルがあるのだろうか? イエスにハワード・ジョーンズ、INXS等々。とってもハッピーでした。






 人生は小説を読んだりマラソンを走ったりするのに似ている。ゴールにたどり着くのが大事じゃない。そこまでの道のりそのものと、そこで経験することが大事なのだ。ベンジャミン・フランクリンの有名な言葉にある通りだ。「人生は時間でできている」。その時間をどう過ごすかが何よりも大事である。
エドワード・O・ソープ 『天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す 下』 望月衛・訳 ダイヤモンド社

誰とどのようにして過ごすか。時間のアロケーションが一番大事ですね。

最近仕事がタイトで、疲れ気味です。もう梅雨入りか・・・さっ、ワインだ、ワインだ。

情報開示:この記事を書いている時点でPETQ60株保有

サードマンの収入明細の履歴はこちら

0 件のコメント:

コメントを投稿